今、ゲーム業界では NFT(Non-Fungible Token) といわれる技術を取り込んだサービスでもうひと山興せないものかとあちらこちらで模索が行われているんですが、遂に Ubisoft もその流れに飛び込む ようでして、その実験場としてGRB が選ばれたようです。
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NFTって何よと真顔で訊かれると本当に困ってしまうのですが、今のところ「デジタルデータに一意性を付与する」ぐらいの解釈で配点の六割ぐらい取れそうな気もします。たぶん模範解答は「一意性を付与し○○の価値を創造し渇きの回路を形成する」くらいまで踏み込んで書けば結構いい点とれそうなんですが、如何せん、その○○の部分をどう設定すればいいのかをゲーム業界が頭を捻ってる感じなんじゃないかなと。
NFT を巡る話は「一意性の証左」だの「環境への影響」だのの切り分けの面倒なネタが幾つか絡んで来る んであまり触れずにおくとして、面白いのはなぜ実験場にGRB が選ばれたのか というあたりじゃないかなと。
という事でここからはいつもの邪推 ――
GRB は発売当初 micro-transaction いわゆる「課金」要素で利益を出そうとする企図があちらこちらから臭い立っておりまして、forum 等でも大コケの一因として槍玉に挙がっていたわけです。
GRB はその後幾つかの改修計画を経て「着せ替え特殊部隊ごっこゲー」としてなんとかブランドが要求する最低ラインに達するわけですが、その過程で micro-transaction 路線を封じてしまったためそれまでの開発費用がほとんど回収できずに経営層も頭を抱えていたんじゃないかなと。そこへ NFT 開発チームが開発費用回収を餌に運用データ収集の場としてGRB を持ち出しちゃう流れはいかにもありそうな感じではないかと。
「一意性を付与するデータ」はみんなが欲しがりそうなデータでなくては効果が薄くなるわけで。 「着せ替え特殊部隊ごっこゲー」 のGRB ならば、当然、衣装系のデータになると思われます。最新の特殊部隊系のコスメ事情はよく分からないんですが、ネット上では「装備部位の割り当て等から来る再現性の低さ」とか一部の流行装備がすっぽり抜けてるみたいな事も言われてるようなので、そのあたりを数を絞って出してくるのかなぁと。考えようによってはGRB の更なる延命 と着せ替え勢への朗報ともとれなくもない(要お布施) ……のかな?
冒頭に挙げた動画にはかなりの不評コメントがついてるわけですが、Youtube の仕様変更への不満とが混ざっていて読んでて凄く面倒臭いことになってるんです。基本的に micro-transaction ですら糞味噌に言われているのにましてや NFT なぞという流れは予想の範囲内でやや退屈な流れかなと。
むしろ今回はGRB は踏み台にされたというか、ガンダムに例えるならグフとドムの間でコンセプトもコスパもすんごく微妙なイフ○ートを作ってしまって途方に暮れてるところを EX○M とかいうとんでもないドス黒いシステムの実験用に拾われてしまった不憫な子と言う感じがするようなしないような。
他所のチーム主導の集金システムとはいえそれを回すのはGRB チームでしょうから、出すアイテムの需要と供給量の匙加減を間違うと Ubisoft のチャレンジをまたもやGRB チームが吹っ飛ばしてしまうという結構ヤバい賭け に出てるような気もするんですがどうなるんでしょうねぇ。いいデータとれるといいですねぇ。
RAINBOW SIX EXTRACTION の発売日が 2022年 1月 20日に決まった ようです。また、価格も変更があったようで通常版で 6,600円(税込み)に、さらに一部のパッケージ版の販売は中止となりました。
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7月に発売日を年越しで延期する発表 があって以降、すっかり音沙汰なくて(あまりよろしくない意味で)とてもとてもワクワクしていたのですが、(残念ながら?)今回の発表はかなり攻めた内容 ではないかと思うのです。
先の延期の背景には PvE 系の競合製品との勝負をどうするか? という迷いがあったのだと思います。この競合製品のうちの一つは「以前、大ヒットした PvE タイトルの精神的後継」というちょっと洒落にならない属性が付いてまして。R6E の事前の配信がかなり否定的に取られていたあたりを考慮すると回避も仕方ないよなぁと。
ところがその某競合がいざ蓋を開けてみるとそれほどでもなかったと Ubisoft は判定を下したのでしょう、ポッカリ空いた PvE 枠を掻っ攫うため攻めに転じたものと思われます。つまり売り方に変化をつけただけで内容はたぶん恐らくほとんど変わってなさs
私の中で「商機のためならなりふり構わぬことに定評のある Ubisoft」の攻勢はかなりヤバいです。特に、6月の UBISOFT FORWARD 配信直後から言われまくっていた「価格に関する不評」に徹底して対応して来るあたりはさすが。さらに時間制限ありとはいえ知り合いを機種を問わず 巻き添えにするためのパスをつける あたりも上手いなぁと。いやぁ、この内容、決定までに部署間でさぞや揉めたんじゃないかなぁと。
なんといいましょうか、売るための英断はこんなに出来るのに作るモノはどうしてこんなに斜め上なんだろう と私のような原理主義勢はまたもや物陰でさめざめと泣き濡れるわけです。
ということで、宇(略)と楽しく走り回るおひとり様には少々厳しい内容だけどうまくやれば知り合いを巻き込めるかも しれない売り方の RAINBOW SIX EXTRACTION の発売は 2021年 9月 16日 2022年 1月 20日 となっていて通常盤が 9,240円(税込み) 6,600円(税込み) となっております。パスを活用するには UFO に乗って誰か拉致るしか……
新作 GHOST RECON FRONTLINE の発表がありました。まずは動画をご覧ください(日本語字幕選べます)。
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いやぁ、凄い。
何が凄いって、前半で「シリーズに大切なものは何か」ということを暗にブレークポイントでの反省点を踏まえつつ神妙に神妙に過去作を振り返るわけですが、その後の新作お披露目でそれまでの流れを全否定してて腹抱えて笑い転げました。Youtube のチャットももう大荒れです。
新作はFPS な大規模 PvP らしくて、要請で空から巨大構造物がドッカンドッカン降ってきてて、ふーむ……そうか……これが Ubisoft の言う「シリーズの大切な部分」なのか……と。
新作お披露目までの「これはもしかして Wildlands 回帰の新作か!!!」と期待に沸くチャット欄の盛り上がりと、空からモノが降ってくる映像が流れた瞬間の落胆ぶり。もうこれが全てだと思います。
Ubisoft Japan 発の RAINBOW SIX EXTRACTION 先行プレイ動画来てます。
CO-OP リーダーが Ubisoft 広報担当の方でちょっぴり癖が強いのとあと編集で合間合間を数秒ずつ切り詰めてるようなので、その辺に留意しつつご覧ください。とても分かりやすい、いろいろなものが透けて見える動画となっています。
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いやぁ、想像してたゲームとだいぶ違いましたね。相手が謎の宇(略)ということもあって、もっとこう、しっとりと慎重に進めてく感じを想像してた んですが、皆さん元気に走って撃ってましたねー。どうやら EXTRACTION はどちらかといえば Run and Gun 寄りの CO-OP ゲームだったようです。 ガジェットだのを連携すればもう少しスマートな流れになるんでしょうかね? (というかお友達がいないと相当厳しくないかコレ)
リーダーの広報の方がお仕事をしようと先走り気味に解説してくださるのと、編集で「静」と「動」の静部分を切り落としてる点を考慮しても、どうにも Run-n-Gun 寄りの「競う」感じのゲームのように見えます。なにやらエリアごとの制限時間もあるようですし。やはり e-Sports の PvE 枠を獲りにいくつもりなんでしょうか、1ラウンドを短く短く、内容をぎゅっと濃い目に圧縮したいわゆる「(配信等で)見せるための」ゲームデザイン を強く感じます。
あと、広報の方はかなりの回数を遊んでるようで(恐らくご本人は意図していないのでしょうが)「数回遊ぶともうプレイ内容の興味/焦点はココにしかいかなくなる」というのが解説から漏れ伝わってきておりまして、謎の宇(略)要素とか割とどうでもいい感じがボンヤリ伝わる素晴らしい動画 だったと思います。一つ前の投稿で宇(略)のカッコよさ不足うんぬんとか書きましたが、そんなことを心配するのは凄くアホらしい気がしてきましたw
さて、そうなるとこの「見せる PvE ゲー」はどうなるのか。チームを組んで「ガジェットを駆使して速く厳しく攻め進める」動画が投稿される「流れ」を早めに構築できれば意外といけそうな気がしますが、発売からの初動はどうかなぁ。
というのも、動画のコメントを読んでいると国の内外問わず値段についてのコメントがかなり付いておりまして、北米辺りは年末は感謝祭からの Black Friday ぐらいまで動き鈍そうな気も。あと CO-OP 系の競合タイトルが似たような時期に幾つか予定されてるんで割と厳しい数字が出そうなんですよねぇ……うーん(ワクワクしている
ということで、宇(略)と楽しく走り回るおひとり様には少々厳しい内容の RAINBOW SIX EXTRACTION の 発売は 2021年 9月 16日 2022年1月20日 となっていて通常盤が 9,240円(税込み) 6,600円(税込み) となっております……押したらどうなるんだろ?? コケるかな???
先日の予告 通り 13日の UBISOFT FORWARD にて RAINBOW SIX EXTRACTION の詳細が明かされました。
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以前より今作が 3人COOP スタイルで「敵は宇(ry」という基本部分は漏れていましたので特にシステム上のドッキリ新情報はありません。
幾つかある「層」をクリアし、より深く歩を進めることで敵のギミックも段階的に複雑かつ巧妙になっていくあたりのゲームデザインもとても今風な、という感じです。R6S で e-sports の PvP 枠を制覇した勢いで今度は PvE 枠を獲りに行く下心みたいなものもあるのかもしれません。
ただ……あくまで個人の印象ですが、なんかこうモヤモヤする中途半端さです。丸い、というか「尖った部分が無い」というか、どこかで見たものの詰め合わせ というか。
私は分類上R6 /GR 原理主義勢ですのでそもそものコンセプトの「今度の敵は宇(ry」という最初の 6文字でゲロまき散らすのが確定してるわけですが、その私ですらどーこーかーらー突っ込んだものか途方に暮れてしまう中途半端さです。
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そもそもトムクランシーを冠するゲームで「ロシア人と中国人とアラブ人にもゲーム売って金銭巻き上げたいフアー!」という理由以外で敵をわざわざ地球外生命体にする「うま味」とは何でしょう?
まあまあの模範解答としては「想像を上回る刺激的な攻撃方法を採用できる」「造形のカッコよさ」 あたりだと思うんですが……ふーむ、動画を観て何かそういう雰囲気感じ取れたでしょうか?
より得点するにはクランシー節をまぶしてエイリアンの登場に便乗して国家間の不信感や経済・核抑止等の均衡崩壊を煽る人間の組織が必要になりそうですが Extraction はどうなんでしょう?
なんか、こう……(モーション格安で作れそうな)人型の……二足歩行な感じの……床を大人しく歩いてくる感じの……右腕からビーム撃ってくる感じの……うーん……これ……人間の傭兵系テロリスト集団とハイテクドローン軍団でもよかったんじゃ……そういえば……たしか……アウ○ア島とか言うところに使いまわせそうな設定が……う、うーん……これたぶんたまたま動画のシーンが悪かっただけだよな、うん、きっとそうに違いない!
youtube の動画についてるコメントも結構厳しいものが多く、「いや、俺が遊びたい CO-OP は Vegas みたいなやつで」とか「え、これでフルプライス?まじで?」的なのとか、まぁ、そうだよなぁ、という感じです。ここまでの流れは GRB の反応を凝縮した感じでして、このままだと発売直前の海外レビューも「目新しさがない」とかの経営層が一番嫌いそうなワードがズラリ並びそうな気配も。そういうワードが並ぶと直後の投資家向け資料でまたぞろ名指しをうけたりしそうな……。あれ? なんかワクワクしてきたぞw
ただGRB の時と違って登場するキャラクター等はすでにR6S で出来上がっているものをあてていくスタイルなので、その辺がどう結果に出るか? ってあたりが今後の見どころかなと思います。
RAINBOW SIX EXTRACTION の 発売は 2021年 9月 16日 2022年1月20日 となっていて通常盤が 9,240円(税込み) 6,600円(税込み) となっておりますフアー!