E3にてRAINBOW SIX SIEGE発表

DATE: 2014-06-11CATEGORY:RAINBOW SIX seriesTAG:,

2014年6月9日よりロサンゼルスで開催されているゲーム展示会 E3 にて RAINBOW SIX シリーズの新作 RAINBOW SIX SIEGE が発表されたようであります。これにともない奥さんにモデルウォークさせながらケーキを運ばせたり橋から特殊部隊に蹴落とされたりする新機軸タイトル Patriots は正式にキャンセルされたようであります ―― R.I.P.

尚、発表の様子を ―― つまりは E3 のライブ配信を見たわけではないので SIEGE がどういう流れでどういう紹介のされ方をしたのかまでは把握しておりませんので、もしかすると一部情報が抜け落ちてるかもしれません。また、この動画はいわゆる実際のプレイとは異なる「こんな感じにする予定だよ」動画のような気もしますので、その辺を踏まえつつ見て行きたいと思います。

まず SIEGE の大きな特徴は念願の「(わりと)まともなブリーフィング(っぽいこと)ができる」という点でしょうか。R6 シリーズは LOCKDOWN 以降長らくブリーフィング/デブリーフが消えてなくなるという暗黒時代を送っておりましたが、今回ようやくブリーフィング的な要素を思い出すに到ったようです。

具体的には ―― といってもマルチプレイ対戦形式の動画なので CO-OP やシングルもこの通りになるかどうかは分かりませんが ―― ゲーム前に 60秒ほど守りを固める/偵察するというフェーズがあるようで、その内容を基にクラス変更(たぶん装備変更も?)できるようです。

次に目につくのは壁や床など手軽に吹っ飛ばせる点でしょう。弾丸も基本的に貫通するようですがHR側が派手に貫通させるのはまずいという見方もありますので弾種によって変わってくるんでしょうか。

ちなみにもしこの仕様が実現したならば弾が壁を貫通するというのは R6 史上最も大きなルール変更になるような、と個人的には思っております。これまでの「壁や床は気にしなくてもいい」ゲームCQBから、「もうどこから弾が飛んできてもおかしくない」わりとリアルなCQBへと一大方向転換することになるわけです。当然、流れ弾なんかも壁を貫通するのでしょうから、今居る空間を支配するだけでは制圧が成立しなくなるという一見するとゲームが崩壊しかねない扱いの難しい要素が導入されることになります。

ちなみに趣味で似たようなコンセプトのゲームルールを妄想したことがあるのですが、その時は立て篭もる側が「仲間を一箇所に集めて円陣を組み(間に縛り上げた人質混ぜて)軽機関銃を全周にばら撒くだけで終わる」というとても退屈な展開が想像できたりしたんですが果たして SIEGE がその辺のバランスをどう取っているのかとても楽しみです。

画面表示に関しては、銃関連は照準は伝統的な狙点と収束具合をあらわすクロスヘア方式そのままで、残弾等は画面右に配置されています。少し珍しいなと思うのは投げ物やBCなどの特殊装備が画面下段中央よりに表示されています。壁や床をぶち抜くというコンセプトのため、この手の装備の残量がより目立つ中央よりに配されたのでしょうか。

そしてやっぱりというか、お約束で書きますが「弾倉管理はなさそう」です。そんなことも思い出せないだなんて、SIEGE さんのうっかりさん!( ´∀`)σ)Д`)

あと、マップ/レベルデザインが参加人数に比べてやたらと広かった昨今の R6 シリーズに比べて、実に小ぢんまりとした家屋になっているあたりとても好印象です。果たして壁抜きとこの狭い空間とでどういうゲーム展開になるのか、だいたいの雰囲気は想像できるけどでもやっぱり実際に遊んでみないとわかりませんよね的なワクワク感を覚えます。

また、これだけの狭い構成になるとなかなか狙撃の機会がまわってこないのが狙撃スキーの悩みの種でありますが、SIEGE ではちゃんと狙撃手のためのスペースが用意されているようです。まぁ、なんということでしょう! 動画では狙撃手は主な戦闘空間となる建物から少し離れた高所に陣取って支援できるようです。当然、テロリスト側からも撃ち返せるようで動画では道路を挟んだお向かいさんから可視光線のレーザーサイトを照射しまくっていた女性狙撃手 Wrathchild さんが見事にカウンタースナイプされてお亡くなりになってます。

狙撃手とスペースに考えを巡らせていてふと思ったんですが、立て篭もる側は家屋の外側を移動できるんでしょうかね。「完全包囲されている」状況で「人質が一人」で「上位の意思決定も突入ほぼ確定」の場合は家の外に出てきた犯人側は問答無用で警官隊から集中砲火を浴びて蜂の巣にされそうな気もするんですが、このことからゲーム的にも「庭等家の外周を移動できるのは突入側だけ」で「立て篭もり側は家の外は移動できない」とルール化するのが適当な気がしますがどうなるんでしょう。こういう風に考え出すと SIEGE がどんなゲームになるのか気になってきますね!原理主義者の悪い癖ですね!

さてさて。今回の動画では民家での攻防で周りをパトカーに囲まれたちょっと懐かしい光景を見ることが出来ましたが、もちろん今回動画でたまたま取り上げたステージがこの民家だったというだけで製品計画としてはこれまで通りのバカ広い(退屈でめんどくさいだけの)ステージもあるのかもしれません。ただ、そういうだだっ広い施設は周りを十重二十重に囲むの大変そうですし大抵壁が厚く硬いのでコンセプト的には出しにくいかな?とも思わなくもないわけです。……ということはもしかして生活臭あふれる空間で特殊作戦という名の下にコンビニとかの缶詰満載した陳列棚を裏からショットガンぶっ放して派手にスープやホールトマト撒き散らして遊ぶ神ゲーの登場を期待してもいいんでしょうか!(違

そんなわけで RAINBOW SIX SIEGE は今のところ PC/PS4/XboxOne でうまくいけば 2015 年頃の発売ということになるらしいです。

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ブルズアイ無視して原点目指すYO

DATE: 2013-12-18CATEGORY:RAINBOW SIX seriesTAG:,

実は Rainbow 6: Patriots が内部炎上してにっちもさっちも行かなくなっているらしいという噂がちらほら。こういう噂で Takedown のクリス某が高笑いをしながら息を吹き返すのではないかとちょっとだけ期待しましたがどうなんでしょう。

というか Patriots は初代の戦略性やステルス性を強く意識しているというふれこみだったんですが、その後に配信されたあの PV といいましょうか IV といいましょうかワイフが腰をくねらせながらケーキを運んでくる時点でこいつはやべぇと思いましたが、果たして「原点回帰という方向性に力尽き折れた」のか「思ったほど原点回帰できずに炎上」したのかその辺の理由が凄く気になります。

実を言いますと、私の中では Takedown の尽力もあって「原点回帰」という言葉が「ストラテジ」「タクティクス」に次ぐ三大負けワードとして確固たる地位を築き始めていたりするわけですが、今後「原点回帰」を謳うタイトルはきちんと「原点とは~」という解説をつけて株主向けに解説文書を発表して欲しいと思います。そうしないとTakedownのような「コーヒー入り清涼飲料」のお祭り会場で「コーヒー飲料」が「お前らに炒りの違いを教えてやるぜケケケ」とか奇声を上げて「コーヒー」に大笑いされる悲劇がまたぞろ繰り返されそうな気がしてワクワクしてしまうのです。

とにかく Patriots は腐っても本家筋でありますので、一方的にライバル視して因縁つけてくる Takedown とは格が違うところを是非みせて欲しいと思います。そしてできれば格の違いの醸し方が我々原理主義者の想像の遥か斜め上を行くものでありますように。

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2013年の追っかけ

まずは Ubi の GRFS に続編の噂から。結構、評判&セールスともに良かったみたいですもんね、GRFS。せっかく作ったシステムでもう一儲けしてみてはいけませんかー!と考えてしまうのも分かるような気がします。でも、ただのシナリオパックみたいなものならちょっと微妙じゃね?という感じもするようなしないような。公式のTwitterをぼんやり眺めていると「みんな喜べ!今日のアプデからマルチで銃一丁追加だよ!」みたいなしょーもない発信してる時点でコンテンツ的にはそろそろ寿命を迎えつつあるような雰囲気もしていることですし、是非ともオフライン厨の私でもサルのように遊べる「(武器装備以外の)何か」を加えてほしいものであります。

お次は同じくUbi の RAINBOW 6 Patriots。なんといいましょうか、公式サイトとかFireFoxの13でみると「ぺぎぃ、えいちーん」とかを延々と繰り返す壊れサイトになったままずっと放置されてたりして本当に大丈夫か?とかやる気を疑ってしまうわけです(もちろんFireFoxの13の方を疑ってみたりするような大人な部分はナシ)。おそらく公式のTwitterアカウントとおもわれる@Rainbow6Gameも5月のRTを最後に止まっててやはりやる気を疑ってしまいます。一部のわりと願望の混ざった噂によるとPatriotsは次世代ゲーム機を見据えているということらしいんで、そうなると次世代機の準備が整うまで開発のペース落としちゃおうかなフフンみたいな空気があるのかもしれません。どちらにしてもドンパチが目的のRAINBOWは作ってくれるな、幾つかある目標を達成する手段の一つとしてドンパチやるRAINBOWであって欲しいと願わざるを得ないのですが、果たしてどうなるのでありましょう。

次は見事に Kickstarter に成功した Serellan LLC の TAKEDOWN。公式サイトのForumにはいろいろとTAKEDOWNが目指す方向性等が掲載されていて、FAQスレをざっと読んだ感じでは極めてRSに近い印象を受けるわけです。プレイヤーは今流行のPMCとなっていろいろな作戦に従事する内容になるらしいです。主な会敵距離は近距離でシングルプレイと6-8人のCO-OPに力を入れるような印象を受けます。非線形な一本道ではないあちこち動き回れるゲームであることを開発主題にしており、PCと家庭用ゲーム機をターゲットにしている模様。PCはFPSとなりPS3はTPSになるらしく、XBOX360はXBOX信者の様子を見て決めるとか。ブリーフィングでのプランニング ―― 作戦立案して実行はAIまかせのいわゆる指揮官プレイ ―― があるのかどうか明言してる部分を探せなかったんですが、なんとなく読んだ感じでは、ブリーフィングで幾つかある進入方法から選んでゲームを始めるスタイルになるようなならないような。もしそうならその進入方法に応じてAI用のwaypointが用意された状態なんでしょうかね。MODに関しては家庭用ゲーム機との兼ね合いもあってか、言及されていないんですがどうなるんでしょう。その他にも幾つか興味深い応答もあるようなので、原理主義者で英語アレルギーの無い方はFAQを読み解いて小躍りするのもいいかもです。とりわけ心に響くのはRAINBOW 6 Patriotsを「ジャックバウア(プ」とかぶった切ってるあたりでしょうか。

一方の見事に Kickstarter で散華したBlackFoot Studios の GROUND BRANCH。TAKEDOWNと目指すジャンルはわりと被るんですが、こちらはPCベースのMODシステムありってこともあってR6/GR界隈の原理主義者から受けがいいのはご想像通り。先のTAKEDOWNは画像を伴った情報があまり出ていない印象を受けるのですが、こちらGROUND BRANCHは画像込みの更新が多めでかなり進んでいる印象を受けます。GROUND BRANCH のFeatureに関してはHana_JP師匠の特設ページをご覧いただくとして、問題は資金の乏しい状態で果たしてGROUND BRANCHがGOLD(今もこういう表現してるのかしら?)まで漕ぎ着けることができるのかどうかってことでありましょう。もしかするとある程度動く部分まで作ってからKickstarter再戦くるかも?なんにしても2013年に来そうなタイトルで一番期待される一本であります。

R6/GR以外で気になっているのはElectronic Arts の SimCity。箱庭好きの私としましては新しいSimCityがマルチプレイ可になって、町の問題児を武装警官と放水車でよそのプレイヤーに押し付ける愛国無罪プレイができる(妄想)かと思うとわくわくが止まりません。くっくっく、我が moheno city に下品な輩はいらんのですよ(足元開く)。

最後にCAPCOM の Dragon’s Dogma: Dark Arisen。晦日から基のDragon’s Dogmaを遊んでいたりするんですが、これがイイ!傑作であるかどうかは別として、オープンワールド系でカプコンならではのしっかりした戦闘アクションとの融合は凄くいい雰囲気を出してると思います。もちろん惜しいところもあるんですけどね。見ようによっては同じカプコンのMONSTER HUNTERシリーズで感じた物足りない部分を実験的にDragon’s Dogmaで補完してみました!みたいな感じになるのかなと。というわけでそんなDragon’s Dogma続編のDark Arisenに少しだけワクワクしてみたりするのです。

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R6新作は2013年ぐらいなんだって

DATE: 2011-12-16CATEGORY:RAINBOW SIX seriesTAG:

次がたぶんシステム第6弾となる RAINBOW SIX は RAINBOW 6 という表記になります。JCもびっくりです。いえ、JK とかそういう香しい方じゃなくてむさい方です。まずは「こんな事いいな、できたらいいな」的なイメージビデオが既に出回っておりまして、それをご覧いただきましょう。

おわかりいただけただろうか?すみません、赤い丸で囲ってくれないと全然判りません! ―― 的ななんとも歯がゆい感じの内容のように思うんですがいかがでしょう。嫁の鼻が怖いとか俺の嫁が寝巻でモデルウォークなんかするはずないとかいろいろホラー要素が入ってますが、とりあえず RAINBOW な部分を見ていきましょう。

幾つかのチームが登場するらしい。たしか RAINBOW 6 Patriots は「原点回帰」的な表現をプレスリリースで使ってた気がするんですが、この複数チーム的な演出がその現われなんでしょうか。この映像では他のAI隊員がいわゆるスクリプトによる勝手なシーン移行/前進をしているのか、プレイヤーによる明示的な GO-CODE を受けて行動しているのかは判らないんですが、なにやら怪しいトロフィが獲得できるぐらいですから少しだけ期待してみようではありませんか。

基本的にTPSらしい。まぁ、FPSTPSのどちらがより RAINBOW かと訊かれれば、R6原理主義者は大半がTPSを支持するでしょう。パンチラも見れますし。RSでもTPSはあったように思うし、自分を取り巻く環境や状況に対応してチームを動かすのを楽しむならばより状況をつかみ易いTPSの方が楽しそうです。パンチラも見れますし。

COVER 状態では先の様子が覗き込まなくても判るらしい。恐らくこの辺は意見が分かれる部分なんでしょうが、思い出してください。R6はその始まりからHBSという非常に凶悪な装備があったことを。当時もHBSに関してはゲーム鯖ごとにその扱いが分かれた装備でした。映像でも幾つかのシルエットで心臓付近に赤い着色が施してあるあたりから、HBSが健在なのでしょう。次世代のHBSの表現としてこの COVER 状態での先の様子が補完されるってのは「有り」なんじゃないかと思います。

脅威識別などプレイ中に情報が更新されていくらしい。英語の聞き取り全然なんでよく判んないんですが、4′38″ あたりで地元警察と思しき武装警官を RAINBOW 側が手脚を撃ちぬいていたりしますが、爆弾巻いた件の人質を地元警察が撃ち殺そうとしてるんで介入したんでしょうかね。はじめは地元警察として情報が与えられて、少ししてから脅威判定されて「撃つべき箇所」がマーカーで指示される辺りは割りと面白い試みなんじゃないかなと思うわけです。

脅威識別というネタでもう少し見てみると、プレイヤーを含めて味方の隊員には体のいたるところに不思議なマークが入っていますが、予想するにARマーカー的な何かなんでしょうかね。あのマーカーの見え方で、その隊員が「誰」で「どこ」に居て「どちらを向いている」かなんて情報が判る理由付けをしてるんでしょうか。というかすでにどこかの陸軍で実験段階の技術だったりしたらゴメンナサイ。最近そういうの全然読んでないんで判りません。

ちなみに動画終盤の 5′33″ あたりからバスの乗客数をカウントしてますがあれもHBS技術の応用でしょう。こういう細かい演出はゾクゾクします。周囲の車輌に残された多数の市民を救うために、申し訳ないけど爆弾巻きの旦那には死んでもらう、嫁は任せろフヒヒヒヒみたいなお話なんでしょう。

R2 ボタンが壊れているといきなりゲームが詰むらしい。少し前に日本のゲームにはどの選択肢を選んでも無理矢理選びなおさせる悪い演出がある、そんなことするなら最初から訊くなよ!などと巨大な釣り針を投じる外人さんの記事があったような気がしますが、これはきっとそんな日本人どもを調教するために Ubi が用意した模範解答に違いありません。R2 を押そうと押すまいと砕け散る旦那に果たして活路はあるのか!実際のゲームができたときに是非回収して欲しい伏線であります。

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