なんだかあちらこちらで荒れ模様に

DATE: 2022-08-08CATEGORY:R6/GR seriesTAG:

中国系資本の Tencent が Ubisoft の保有株の拡大を目指しているという報道が出まして株価も大きく反応する事態に。

今年最初の投稿で「2022年は両者の関係にも注目」的な事を書いたんですが、やはり来たかと。現状いろんな憶測が飛び交ってる状態なんでアレなんですが、一部の報道では「単独」筆頭株主だの完全掌握だのという不穏な文字も躍っておりまして、推定される買取ラインもそれっぽい数字が出てたりしてどうなるんでしょうねぇと。

Ubisoft ぐらいの規模になると「外資からの攻勢」に対して仏政府が凄い形相で睨んでそうな気がしないでもないんですが、Tencent もその辺は承知でしょうから……うーん、もしかすると「壮大な釣り」というか評価額上げるだけ上げて仏国内の騎士様に保有株売っぱらう落ちとかも或いは。前回の Vivendi との防衛戦(こっちは仏企業同士の争いでしたが)もたしか釣り上げるだけ釣り上げて売っぱらってましたし。

ただ中国国内で身動き取れなくなっている Tencent は海外に太くて安定した足場が欲しくて死に物狂いで突っ込んでくる可能性も捨てきれないのでなんとも。この株絡みのニュース直前に Ubisoft から不倫騒動その他で解雇された Assassin’s Creed の元ディレクターが Tencent 傘下に雇われてたりするらしいんですが、そんなネタを聞いちゃうとついつい意趣返しする任侠ものとか時代劇みたいな流れになったりしないかしらと心躍るものが(ぉぃ

R6/GR原理主義勢としましては訳のわからない侵食受ける前に是非ともRSEに Tom Clancy 系 IP を持たせた上で「さ、おいき。うまくお逃げよ」とか言って Ubisoft から切り離してくれないかなぁと。何度も振り返りながら暗闇へと消えていくRSEを見送ると「さぁ、はじめようか」とかいってフランベルジュを支えに甲冑をまとった Ubisoft が立ち上がる光景が目に浮かぶようです(ナイナイ

まぁ、この報道がどこまでホントかわからないんですが、いずれは起こるであろう筋なだけに、うーん、どうなるんでしょうねぇと。

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GAME PASS が全てを覆い隠し一面銀世界に

DATE: 2022-01-25CATEGORY:RAINBOW SIX seriesTAG:

1月20日、RAINBOW SIX EXTRACTION/R6Eが発売となりまして情報が氾濫しております。

R6Eは Microsoft 陣営の仕掛ける GAME PASS に乗っかってのブーストスタートとなったわけですが、その影響でしょう、ネットは「お試し勢」のすんごくぼんやりしたカジュアルな発信で溢れかえってましてどれが核心を突いているのかさっぱり読み取れない状態に。R6原理主義者の活動を薄めるのに GAME PASS は絶大な効果あるなと感心している次第です。

基本的にゲームのレビューは限られたお小遣いから 893価格で購入してしまった者達の真剣かつ心の奥底からの恨み節こそが核心を突いていると思ってますので、とりあえず GAME PASS からの一見さんが落ち着くまで情報収集はどうしようかなぁと。

で、こういう時こそ配信だよなと思い幾つか視聴したのですが……うーーん……R6Eは配信用の素材としてはかなり高い構成センスを要求するような気が。というのも普通にゲームプレイを垂れ流すと何もワカラナイとてもツマラナイというか、酷いのになると配信者が発する獣の咆哮を数時間聞かされる動画に。

以前、配信素材になりやすいようにゲームデザインを再構成しているのではみたいなことを投稿しましたが、この状況を観ていると何かこう配信用の別視点を設ける的なツール類でも出さないとすぐに細りそうな。

観た中で一番分かり易かったものを。いやぁ、配信て解説と感想に加えて程よくドジ踏んだりと「視聴者をくすぐる」構成センスが大切なんだなぁと。

で、観てて判ったのですが、発売前の Ubisoft Japan の配信では素直に解釈すると(先発同ジャンル同テーマのゲームと比べて)Run and Gun 寄りのゲームなんだなと思っていたんですが、意外とステルス重視のゲーム性だったようです。というかあの公式の配信は文脈というか構成にちょっと失敗してるような気が。「静」の部分切り落としちゃダメよー

海外メディアのレビューも一通り出てますが、やはりエッジの利きが悪い「丸い」作りがスコアを下方側に引っぱっているようです。

発売直後の公式フォーラムやらネットでは「難しいんじゃあコラァ」という脳筋勢の殴り書きに結構な勢いがありましたがすぐに落ち着いたようで。問題はその「落ち着いた人たち」は神妙に改心して今日もR6Eを探求し続けているのか、それともゲームをアンインストして他のゲームへ移ってしまったのか知り様がない辺りでして、果たしてR6Eが成功しているのかどうかは GAME PASS から外れてみないと定まらないあたりがとてもワクワクします。

ということで、宇(略)と楽しく走り回れる(のは序盤だけで中盤から)おひとり様には少々厳しい内容だけどうまくやれば知り合いを巻き込めるかもしれない売り方の(でも配信やるなら少し工夫が必要な) RAINBOW SIX EXTRACTION は通常盤が 6,600円(税込み)で発売中です。ところで GAME PASS の大渦で判りにくいんですが Play Station 勢は息してるんでしょうか。春の雪解けが待ち遠しいですね(ニッコリ

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時刻を合わせよう……3、2、1、

DATE: 2022-01-06CATEGORY:R6/GR seriesTAG:

(0000Z)2022年、あけましておめでとうございます。 昨年は五輪とコロナで訳わかんないまま「あっ」という間でしたので、今年は少し落ち着いた感じのぬるめで過ごしたいものです。

この投稿は毎年恒例の原理主義視点で昨年一年のR6/GR界隈を振り返るシリーズなんですが、総評としてGRR6の両ライン共にもうどう突っ込んでよいやらという香ばしい一年だったと思います。

昨年はR6/GR共に新作に動きのあった年なんですが。この新作がどうにもよろしくない。よろしくない ―― というのは Tom Clancy を冠していなければ普通に面白そうなゲームになっていたと思われますが、よりによって、本当によりによって一番食い合わせの悪そうな Tom Clancy 系 IP と掛け合わせてしまうという愚策失策がどうにも救いようがない辺りを指しています。で、そんな中あちらこちらで囁かれているのが……

Ubisoft は Tom Clancy 系 IP を持て余している ―― これは近年 SNS や公式フォーラムで(たまに変化球で経済誌系のサイトとかで)見かける話題でして、人によりスタート地点こそ異なるものの最後は「他の外部スタジオ・企業にIPを売った(または任せた)方がいい」というゴールに至る意見が大勢となっています。

個人的に IP 持て余し論のスタート地点は「Ubisoft の立ち位置的に軍事スリラーはもう無理だろう」ってあたりかなぁと。

ここからは邪推 ――

Ubisoft はその顔色を窺わないといけない「親方」がたくさんいまして、例えば各地に分散させた開発スタジオも雇用を生んでいるとはいえ地元で税制優遇等の恩恵をあれこれ受けている構造上そこの行政府を無視できませんし、フランス政府からもゲームエンジンの開発やらなにやらでお金が流れ込んでますから逆らえない。フランス政府って自動車とか自国の主要産業と捉えた部分にはグイグイ干渉してくる印象なんですよね。

で、その顔色窺わないといけない親方リストの中には中国もあるんですね。Ubisoft は先の Vivendi との株式の敵対的買収を巡る防衛戦で株式の買戻しを Tencent という中国資本に頼ってしまった経緯がありまして。議決権やらなにやら制限を設けているものの中国資本が「顔色をうかがうべき親方リスト」に名前を連ねる結果となりました。

Tencent とのやりとりは防衛戦の後始末と同時に中国市場へのアクセス権を得るという一見すると妙手に思えますが、裏を返せば Tencent とその後ろで操っている中国政府の気に入らないことをすると中国巨大市場へのアクセス権を失うという、議決権うんぬん以上の影響力を持ってしまったのではないかと想像してみるわけです。

で、現在の世界情勢にあってフランス政府やら中国政府の機嫌を損ねない軍事スリラー設定って可能でしょうか? いやこれ、かなりの難問ですよ?

今、世界ではクリミア半島と米中対立が大きな問題となっていますが、このどちらにも仏・中の存在が深く関係しているわけです。特に激化する米中対立にあって対中包囲網に係わることや一帯一路に係わること、ましてや特定地域が独立宣言するようなシナリオは親方的に絶対に通ることはありません。RAINBOW はともかく、アメリカ一国の事情で独自にドンパチおっぱじめる事のできる秘匿特殊部隊 GHOST があろうことか現アメリカ最大の課題に参戦できないわけです。

個人的にはアフリカはマリ共和国周辺が熱いんですが、ここもフランス特有の事情で弄りにくい。旧宗主国としてフランスは今もアフリカに軍を常設駐屯させていて、例えば「女学校を襲撃して女生徒を大量に攫っている」某宗教的武装組織と結構な数で殺り合っているはずなんですが、この辺を下手にゲーム企業如きがつつくと半年後に冗談抜きで Ubisoft の本社ビルに危険物を積んだトラックが突っ込んで来る可能性があるためこれも難しい。

事程左様に Ubisoft は世界情勢を映す物語の「敵」を設定できないゲーム企業となっているわけです。できるのは人間相手ではもう身をもち崩した米国人ぐらいしか脅威設定できないという何とも皮肉な事態に。GHOST も RAINBOW も気が付くとヤケクソになってるアメリカ人とばかり戦ってる印象なんですよね。これじゃあ軍事スリラーは無理なんじゃないかなぁ。Tom Clancy という冠ととびきり相性の悪い立ち位置にいるのが Ubisoft なんですよね。

昨年の後半ぐらいから、中国政府の国内ゲーム産業への締め付けが急激に厳しくなって中小は焼け野原に没し大企業は海外へ逃亡を試みているという類のニュースで界隈が盛り上がってますが、Tencent なんかもそのあおりをモロにくらってるそうなんですが果たして Ubisoft との関係はどうなるんでしょうねぇ。今年何か動きはあるんでしょうか。2022年はこの辺を注目したいですね。

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ノマドさん、アウロア群島での任務延長確定か

DATE: 2021-12-09CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

今、ゲーム業界では NFT(Non-Fungible Token) といわれる技術を取り込んだサービスでもうひと山興せないものかとあちらこちらで模索が行われているんですが、遂に Ubisoft もその流れに飛び込むようでして、その実験場としてGRBが選ばれたようです。

NFTって何よと真顔で訊かれると本当に困ってしまうのですが、今のところ「デジタルデータに一意性を付与する」ぐらいの解釈で配点の六割ぐらい取れそうな気もします。たぶん模範解答は「一意性を付与し○○の価値を創造し渇きの回路を形成する」くらいまで踏み込んで書けば結構いい点とれそうなんですが、如何せん、その○○の部分をどう設定すればいいのかをゲーム業界が頭を捻ってる感じなんじゃないかなと。

NFT を巡る話は「一意性の証左」だの「環境への影響」だのの切り分けの面倒なネタが幾つか絡んで来るんであまり触れずにおくとして、面白いのはなぜ実験場にGRBが選ばれたのかというあたりじゃないかなと。

という事でここからはいつもの邪推 ――

GRBは発売当初 micro-transaction いわゆる「課金」要素で利益を出そうとする企図があちらこちらから臭い立っておりまして、forum 等でも大コケの一因として槍玉に挙がっていたわけです。

GRBはその後幾つかの改修計画を経て「着せ替え特殊部隊ごっこゲー」としてなんとかブランドが要求する最低ラインに達するわけですが、その過程で micro-transaction 路線を封じてしまったためそれまでの開発費用がほとんど回収できずに経営層も頭を抱えていたんじゃないかなと。そこへ NFT 開発チームが開発費用回収を餌に運用データ収集の場としてGRBを持ち出しちゃう流れはいかにもありそうな感じではないかと。

「一意性を付与するデータ」はみんなが欲しがりそうなデータでなくては効果が薄くなるわけで。 「着せ替え特殊部隊ごっこゲー」 のGRBならば、当然、衣装系のデータになると思われます。最新の特殊部隊系のコスメ事情はよく分からないんですが、ネット上では「装備部位の割り当て等から来る再現性の低さ」とか一部の流行装備がすっぽり抜けてるみたいな事も言われてるようなので、そのあたりを数を絞って出してくるのかなぁと。考えようによってはGRB更なる延命と着せ替え勢への朗報ともとれなくもない(要お布施)……のかな?

冒頭に挙げた動画にはかなりの不評コメントがついてるわけですが、Youtube の仕様変更への不満とが混ざっていて読んでて凄く面倒臭いことになってるんです。基本的に micro-transaction ですら糞味噌に言われているのにましてや NFT なぞという流れは予想の範囲内でやや退屈な流れかなと。

むしろ今回はGRBは踏み台にされたというか、ガンダムに例えるならグフとドムの間でコンセプトもコスパもすんごく微妙なイフ○ートを作ってしまって途方に暮れてるところを EX○M とかいうとんでもないドス黒いシステムの実験用に拾われてしまった不憫な子と言う感じがするようなしないような。

他所のチーム主導の集金システムとはいえそれを回すのはGRBチームでしょうから、出すアイテムの需要と供給量の匙加減を間違うと Ubisoft のチャレンジをまたもやGRBチームが吹っ飛ばしてしまうという結構ヤバい賭けに出てるような気もするんですがどうなるんでしょうねぇ。いいデータとれるといいですねぇ。

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モルダー、慌てないで、CROSS-PLAY 対応よ

DATE: 2021-11-13CATEGORY:RAINBOW SIX seriesTAG:

RAINBOW SIX EXTRACTION の発売日が 2022年 1月 20日に決まったようです。また、価格も変更があったようで通常版で 6,600円(税込み)に、さらに一部のパッケージ版の販売は中止となりました。

7月に発売日を年越しで延期する発表があって以降、すっかり音沙汰なくて(あまりよろしくない意味で)とてもとてもワクワクしていたのですが、(残念ながら?)今回の発表はかなり攻めた内容ではないかと思うのです。

先の延期の背景には PvE 系の競合製品との勝負をどうするか? という迷いがあったのだと思います。この競合製品のうちの一つは「以前、大ヒットした PvE タイトルの精神的後継」というちょっと洒落にならない属性が付いてまして。R6Eの事前の配信がかなり否定的に取られていたあたりを考慮すると回避も仕方ないよなぁと。

ところがその某競合がいざ蓋を開けてみるとそれほどでもなかったと Ubisoft は判定を下したのでしょう、ポッカリ空いた PvE 枠を掻っ攫うため攻めに転じたものと思われます。つまり売り方に変化をつけただけで内容はたぶん恐らくほとんど変わってなさs

私の中で「商機のためならなりふり構わぬことに定評のある Ubisoft」の攻勢はかなりヤバいです。特に、6月の UBISOFT FORWARD 配信直後から言われまくっていた「価格に関する不評」に徹底して対応して来るあたりはさすが。さらに時間制限ありとはいえ知り合いを機種を問わず巻き添えにするためのパスをつけるあたりも上手いなぁと。いやぁ、この内容、決定までに部署間でさぞや揉めたんじゃないかなぁと。

なんといいましょうか、売るための英断はこんなに出来るのに作るモノはどうしてこんなに斜め上なんだろうと私のような原理主義勢はまたもや物陰でさめざめと泣き濡れるわけです。

ということで、宇(略)と楽しく走り回るおひとり様には少々厳しい内容だけどうまくやれば知り合いを巻き込めるかもしれない売り方の RAINBOW SIX EXTRACTION の発売は 2021年 9月 16日 2022年 1月 20日 となっていて通常盤が 9,240円(税込み) 6,600円(税込み)となっております。パスを活用するには UFO に乗って誰か拉致るしか……

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