Kickstarterと俺の12g.が火を吹く夕べ

海外ではGRFSのMULTIPLAYERのβテストが始まるとかなんとかでだいぶ盛り上がっているようですが、果たして普通のFPSならチーター呼ばわりされて開幕TK祭りになるであろうGRFSの未来兵器が乱痴気対戦気質の海外ゲーマーにどういう評価をされるのか楽しみなところであります。

また、公式の動画も幾つか上がっておりましたのでついでに貼っておきましょう。

なんだかショットガンが文字通り火を噴いてるような気もしますが、きっと気のせいです。うん。上の動画はぼっちの私でもOFFで連携暗殺プレイができるよ、と囁き掛けてきます。もちろんそんな軟派な技なぞ使わずに古式ゆかしき方法で自虐的に攻める遊び方もできるかもですよ、Wildcat師匠。

そういえば、日々GR系原理主義者としての矜持をお示しくださっているThe High MasterなHana_JP師匠からのネタ。元Red Storm Entertainment/RSEのスタッフが集まるところのBlackfoot Studiosが手がけるGROUND BRANCHに公式サイトが出現(Blackfoot Studiosとは、GROUND BRANCHとはなんぞやという方はHana_JP師匠のまとめをどうぞ)。何点かのスクリーンショットと動画が用意されておりますが、より霊験あらたかなのがFeaturesのページでありましょう。私のように英語が判らなくても開いてニヤニヤしとくだけでご利益があるという噂です。ちなみにトップページにKickstarterという文字がチラホラ見受けられるので△□で○×なパブリッシャから飛び出したはいいものの相当に資金繰りに困っているのかもしれません。がんばれBlackfoot Studios。

やや。Kickstarterといえば同じく元RSEの人が起こしたSerellan LLCというところも硬派タクティカルシューターを作ろうとしてるらしく、先日Kickstarterでの資金調達に成功したとかなんとかの記事を読んだところでありまして。カリスマを神輿に戴くSerellan LLCとそうでなさそうな感じのするBlackfoot Studiosとでどことなく差が出そうな感じのお話が並んだ感じであります。感じ感じ感じ。ちなみにTAKE DOWNといわれるとおっさん属性が強くなってきている私としましてはUbiのforumと合わせて米国なamazonの商品ページなんかもオススメです。日本のamazonも面白い人たちで一杯ですが米尼も似た様な雰囲気がして今後の展開が楽しみです。ああそうか、こういうときにアフィリエイトを仕込むのか。ちっ。

x

GRFS:PC-UK版は2012年6月15日に決定

DATE: 2012-04-06CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:,

さぁ、GRFS周りが盛り上がってまいりました。

まず、一番のトピックはこれまで明言を避けてきたPC版の正式発表でしょう。UK公式サイトのフッタ一番最後にもPCのマークが居心地悪そ~に追加されております。いや、いいんです。PC版を出してくれるだけでもありがたいことであります。

で、発表によりますとPC版はグラフィック周りの制限が緩くなった分DirectX11絡みの恩恵に与れるようです。あと、UPlayというのはどうやらUbiが運営するところの「SteamやPSNのonlineサービスに相当する」ものらしいんですが、ここからゲームのお誘いを発したりする機能が付く模様。このUplay、中古対策的なonline認証にも用いられるようなのでGRFS遊ぶ前にほぼ強制的に加入させられる流れは覚悟しといた方がいいかもしれません。

ちなみにこの時点で「どうせXBOXからの××移植だろ」などと疑う輩は漏れなくLv1 NOVICE原理主義者確定で「SDK出す出す詐欺でいつの間にか開発スタジオがフェードアウトするんだろ?」とか抜かす輩はよく訓練されたLv7原理主義者確定で、ロビー画面でゲームそっちのけで「ポスト・スーザングレイ」を論じるのがThe High Master 原理主義者で、Ubiのforumに溢れ出すワールドワイドなNOVICEどもの罵詈雑言を微笑んで眺められるようになると賢者タイム確定じゃね?って思うんですが、今回はどうなんでしょう。

と、ここまでが一番目のトピック。続いての二番目のトピックは、web的にトリアージしようにも自発呼吸してるのかどうかすら判別が難しかった日本公式がここに来ていきなりベッドからムクリと起きてケタケタ笑いながら宣伝を始めたことでありましょう。

恐らく開口一番「オイラ川向こうでGRINを見たよ、石を積みながら足元のZODIACボートを指差して微笑んでいたよ、あれは……地雷だ!」などとのたまうのではないかとニヤニヤ想像してしまうあたり、私も高レベル原理主義者になれそうな感じでうれしいです。

地雷といえば、今回の吹き替えはさぞ御苦労なすったのではないかとご推察申し上げるのです。というのも今回はまだあまり一般的でない未来的技術が盛りだくさんなんで参考にできるような訳がほとんどなかったんじゃないかなーと。吹き替えトレイラーの中でも、一般的には光学迷彩で通じそうなものをわざわざ「迷彩状態に」とかぼやけた言いまわしをしている辺り「大人の事情」とかあるのかしらんなどと疑ってしまうわけです。それにこの手の説明属性の強い技術系訳語が、戦闘中に叫ぶ汚い罵り系の中に突如入り込んでくるともう浮きまくっちゃう。でも浮くと判っていても避けられない辛い戦いを強いられているわけだ。がんばれ日本公式。

というわけで4月に入って猛烈に動き出したGRFSでありますが、今後の注目すべき点としましてはUbiのforumでLv7原理主義者共が「SDK出せよSDK!S・D・K!S・D・K!」とワールドワイドに暴徒化するのをUbiがどのように鎮圧するのか、この辺が一番の見所だと思います。S・D・K!S・D・K!

x

2012年5月、GRFSは耳狩族DIABLO3との殴り合いに突入

DATE: 2012-03-16CATEGORY:GAMETAG:,

えー、DIABLO3の発売日が発表になりまして5月15日となりました。

GRFSのUS版の発売日が5月の22日ですから先手DIABLO3、後手GRFSという形に。つまり約一週間、GRFSはDIABLO3に殴られまくるわけですが果たして22日まで立ってられるんでしょうか。勿論ジャンルの違いやプラットフォームの違いGRFS(TPS/PS3/XBOX360) / DIABLO3(RPG/PC)こそありますが、遊ぶ側のお小遣いと遊び時間は有限でして、しかもDIABLO3は始めると三ヶ月とか半年とか一年とか平気でプレイ時間を占有する魔性の属性を持ってたりしますので非常に危険な相手なのであります。また購買層もおっさんゲーマー域が結構被ってそうで遊び時間の奪い合いは避けられないのではないかと思うのです。

これまで数々のFPS系ビッグタイトルとの競争から逃げに逃げまくってきたGRFSですが、今度はHACK&SLASHのEPIC級と戦う羽目になるとはなんとも皮肉な話であります。

実はこの記事を書く一週間ぐらい前に「5月はGRFSDRAGON’S DOGMAの一騎打ち!」とか出鱈目なことを書いてやろうフヒヒ、とか考えてたんです。で、今日になってPS3で基本無料な「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」などという色物が6月に始まるらしい事が判明したんで、記事の見出しを「光学迷彩 vs. ミノフスキー粒子 ―― 5月6月は見えたら負け」みたいな酔っ払い記事にしてやろうとかニヤニヤしてたんですが、まさかこういうオチが待っていたとは。ちなみにDRAGON’S DOGMAもジャンル的に微被りなDIABLO3の影響を受けてかなりヤバイんじゃなかろうかとか個人的に思ってたりするんですがどうなんでしょう。

ちなみにGRFSは日本国内の発売に関しては(日本語版の有無とか日付とか)未定なままで公式サイトもいまひとつやる気を感じません。PC版の発売についても海外の方も未だに音沙汰ないようで。

いやいや便りがないのは良い便りと申しまして、何も情報がないのをいい事にGRFSのPC版がそのうち出ると勝手に信じてそれまでDIABLO3でまったり過ごすのも手かなとか。疲れたらPS3でヒートホーク振り回してビームライフルに蒸発させられるのも悪くないなとか。GRFSのPC版出なかったらサイト的にどうすんの?とかめんどくさいことは、うーん、この際考えない方向で(逃

x

GRFSは2012年5月に発売予定

DATE: 2012-01-20CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

伝え聞くところによると GHOST RECON: FUTURE SOLDIER の発売日が3月から5月に延期になったそうで。ちなみに私は March と May を訳すのに一度となりのトトロに変換してからでないと正しい結果を得られない欠陥品です。メイのバカァァっ!

そんな欠陥品の私が吟味中の怪しいネタをお一つ。肩からミサイルずばーんに関してこれまで散々ぼろ糞に言ってまいりましたが、もしかしてこの肩ずばーんはお蔵入りになったのかしらん。公式の見解を探せなかったので謎なんですが、March と May がストレートに判る方は ubi のフォーラムを読んでみるとその辺のネタが拾えるかもしれません。

で、今時点でGRFSはどうなっているのか ―― それを動画から推理・妄想して遊んでみようではありませんかシリーズ第二弾。いいですね。公式公開されている英文ドキュメントとかじゃなく、語学力の全くもって必要のない動画からってあたりが素敵な企画です。今回弄る動画は 2011年E3 向けの少し古い動画ですが全体の流れが判り易く弄りがいのある一本だと思います。だいぶ前に公開された「海岸へ上陸⇒光学迷彩で侵入⇒輸送ヘリ登場⇒大型 DRONE とドンパチ」というGR界隈激震の動画に比べ派手さを抑えた渋めの動画になっており、原理主義者でも大半の人がAKの乱射なしに最後まで見れる内容じゃないかと思います。

おわかりいただけただろうか?すみません、赤い丸で囲ってくれないと全然判りません! ―― 的な「一見するとありふれたHR系のミッション」ですが要所要所に「え、それをGRでやっちゃう!?」といった部分もあったりしてなかなかに気が抜けません。あと、盛り上げるためとはいえ異常なテンションで司会進行はしないよう観る者を穏やかに諭す教育効果の高い動画でもあります。

まずは地形情報がプレイ中の画面に統合された。これまではプレイ中に一度画面を俯瞰の地図面に切り替えて方角やランドマークを確認する必要がありました。地図を読み間違って迷うというのも一つの楽しさではありますが、GPSがその夢を叩き割ってしまった以上、位置情報取得で手間をかけるというのはナンセンスであるというのが昨今の流れになってきているわけです。そういう点からするとGRFSUIは粋な進化を遂げたと言えるのではないでしょうか。少し前まではこういう統合表現は若干やりすぎな感じもしましたが、スマホとARの登場でわりと抵抗なく受け入れることのできる下地ができちゃったのが大きいんでしょうかね。オマケで見えない位置にいる味方情報もプレイ中の画面に統合され投影されるようになっちゃいました。これもやや過剰ではあるけれど、まぁ粋な表現だと思います。

CQBも守備範囲に入れている。初代GRでは申し訳程度に、そしてGRAWではスッパリ切られたCQB的な要素。今回は扉が復活し、光学迷彩でこっそり近づくという要素もあって下地は十分。3′34″ あたりからのルームエントリーでは複数の入り口にそれぞれ隊員を配置して同時に踏み込んだりしています。動画ではマルチプレイ状態で演じていますが、HD 版の動画で確認する限り画面に TAKE POSITION という選択肢が表示された後、各隊員の配置状況を示すマーカーが表示されるぐらいなんでたぶんシングルでもいけそうな感じです。6′38″からの襲撃シーンでも同じように配置状況を示すマーカーが出てます。これがホントならGR的には革命的な進化をしちゃったんじゃないかな、というかどちらかというと見事にR6の領空侵犯しちゃった状態でさらに沿岸一周されて見事に離脱されていくぐらいの感じです。ああ、RAINBOWピンチ。RAINBOW がこの先生きのこるには。ただ、こういう仕掛けがほんの数箇所の特定地点でしか実行できないオマケ程度な仕掛けの可能性もあるのであまり妄想を膨らませすぎるのもよくないかもしれません。

近接での仕留めができる。いわゆるCQC要素。他のゲームではわりと早い段階で実装されていた要素だけにGRFSでようやくか!という感じがしないでもありません。個人的にこの近接での仕留めは大道芸扱いで落ちてる弾薬を平気で拾って使っちゃうぐらいに嘘くさい要素だと思うんですが、でもあれば狙っちゃうまさにゲーム的な部分だと思うので狙いがいのある凄くシビアな判定にして欲しいと思うのです。

豊富な特殊モーション。近接で相手を仕留めるモーション、その後に「シーッ」と指を立てて一般女性の混乱を先制するしぐさ等々、あなたの妄想を大きく手助けする多様なおかずを満載しています。特殊モーションは初代GRの頃から存在しスクリプトで自由に再生することができたため数多のMODで「意図不明の自己表現を試みるパパシビリ」が目撃されたものです。今回PC版が発売されるかどうかはハッキリしませんが、豊富なモーションはゲームを盛り上げることだけは間違いありません。

射撃姿勢の左右切替の表現。BHDが大流行した頃、出演する本物の DELTA 隊員達の一挙手一投足を分析した少年少女よ、ついにスイッチングごっこができるようになったぞ、ヴォォォォォ。

人質を連れて移動する専用のモーションがある。人質が混乱して勝手な行動をとらないように隊員が首根っこを付かんで移動するシーンをまさかR6より先にGRで目にするとは思いませんでした。てっきりR6でのみ実現するものと思っていただけにびっくりです。ちなみにこのような状況を10年前に予測してMODスプラッシュに組み入れた偉大な預言者がどーのこーの。

ほどほどに一般人が出てくる。いわゆる mob またはガヤ。非常で緊急でパニックな演出をするのに欠かせない小物。これまでは PC やゲーム機のハード面での制約でなかなか「演出のためだけの群集」が出せず、ミッション背景との不整合や違和感がMOD製作者のお悩みとなっていた(たぶん)。でももう大丈夫。これで好きなだけBHDごっこが……って PC 版出すのか出さないのか早く早く!

今回もやっぱり弾倉管理は無し。無念。個人的に特殊作戦と弾倉管理は不可分であると信じているだけに残念であります。弾倉管理はゲームを面白くする結構重要な要素だと思うんです。突入前に手付かずの弾倉を何本残しておくかとか離脱する時用にも数本残しておきたい、という具合に作戦を通してのペース配分とかとも密接に関ってくる。安易な弾倉交換ができない。対戦なんかでも弾倉管理の概念があるとラウンド後半や場が荒れたり長引くほど腕の差を弾倉管理要素が補ってくれると思うんだけどなぁ。邪魔なときはゲームオプションでOFFにしちゃえばいいんだし。ねぇ。

x