WILDLANDS クローズドβぼんやり観測

DATE: 2017-02-10CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

GHOST RECON WILDLANDS のクローズドβが終わったようで公式 forum には一通り遊び終わった人による総評が数多く投稿されております。

どうやら今回のクローズドβは先に海外メディアに出していたものと同じ版に対して行われたようです。つまり(あくまで推定ですが)製品のチュートリアル的な位置づけの機能制限版らしきモノということになりますので製品版では大きく変わる可能性もあるので話半分でお願いします。

この手のテストでは上記のような背景や事情を理解して書く人と理解できずに書く人とがごちゃ混ぜになってフォーラムに流れ込んで来るので、なんていうんでしょう、こう、異国の言葉といえどその混沌ぶりが字面越しに伝わってきていろんな意味で興奮します。あと、比較対象に Watch Dogs 2 や The Division や Metal Gear Solid 5 が頻繁に出てきてアレに比べてどうだとかコレに比べてどうだとか forum 読んでる奴はさも全員遊んでるのが当たり前的に書いていく輩の多さにウンザリするわけです。いやま確かに名前は聞いたことあるけど中身までは知らねぇよと。引き合いに出したうえで機能を簡単に書いてくれないとわかんねぇよってのが多くて困ります。

まぁ、そんな感じで公式 forum に寄せられた感想をぼんやり眺めた印象を書いていこうと思います。

一番多かったのは乗り物の操作/挙動に関する不満でしょうか。とにかく操作が難しいようで不必要にフラフラしてしまうんだとか。確かに言われてみればこれまでに公開された動画からもその辺をうかがうことができるんですが、特にヘリとかかなり激しくフラフラピクピクしていたように思います。また物理の利き具合に言及する書き込みも少なからず見かけましたので、当ブログの先の投稿で書いた「う~ん、どうかな?」と思う部分が私だけではなかったようでちょっと安心しました。

敵/味方/市民等の AI が全体的に物足りない ―― それぞれに期待されている部分が異なっておりまして、敵はもう少し敏感になってもいいのではないか、味方はもう少し身を隠す努力をした方がいい、市民はもう少し生活感というか生へのこだわり的な何かを醸した方がいいとか。あと難易度に関する書き込みもあったんですが、これはβの版がチュートリアル的なものである可能性を考えると相当に難度を抑えている可能性もあるので解釈に困る部分ではあります。

そうそう生へのうんぬんと言えば ―― 多くの書き込みの冒頭に「地形の造形自体はとてもよくできている」というのが枕詞的についていましたので地形に関してはかなり好評のようです。その一方で動物や植生、人間の生活臭的な「生」や「歴史」「物語」を連想させるトリガになる要素が少ないようで、単によくできた地形が漠々と続いてるだけですぐ飽きてしまう、或いは広すぎるという意見も多かったように思います。う~ん、オープンワールドって作るの難しそうですネ。

その広さにも関係するのかゲームの進行速度に関わる指摘も多く、目的地への瞬時の移動 fast travel を希望するものや歩くスピードを上げてくれという要望が多く見受けられました。個人的に感心したのは「作戦行動に都合のいい天候や時間帯まで時間を飛ばす機能」をつけてほしいというもので、うん、この方は良く心得てらっしゃるなと。

あとはこの手のドンパチものにありがちな射撃や装備に関する超絶オタク的な要求や「死体が消えるのが早すぎる」とかのゲームの方向性にはそこまで影響しないような要望も雑多且つ多岐にわたってありましたが、そのほとんどはリアルとカジュアルの間での匙加減の問題であり、こればっかりは開発チームが目指す「味付け」を楽しむしかないんじゃないかなーという気も。あと、趣味でプログラムとかやってるとなんとなく分かるんですが「死体を残す」とか結構重い処理なんですぜ的な。オープンワールド特有の重厚な地形描画と死体のどちらを省くか選べと問われたらそりゃ死体描画省くでしょうにとか思うんですがどうなんでしょう。

多くの書き込みには上記のような要望と合わせて全体的な感想が併記してあるんですが、その辺りから透かして見るに WILDLANDS は GR としては間違いなく大きな進化を遂げているけれど昨今の豊穣のオープンワールド事情を鑑みると「特別尖った部分のないゲーム」という印象を読み取れるように思います。もちろん機能制限版でのお話であります。果たして製品版はどんな味付け/匙加減で現れるのか実に楽しみであります。散策しながら特殊作戦ゴッコですぜ。なんつーか、もう席についてナイフとフォークを握りしめて足をぷらんぷらんさせながら待つ子供の気分であります(まぁ、落ち着け

ちなみに PLAY STATION PLUS に加入していますとGRFSが今月 2月配信分の PS3 枠のフリープレイとなっておりますので所持/加入な方で遊んだことのない人は一度遊んでみることをお勧めします。シンクショットとかの仕組みや雰囲気がわかるかもです。

GHOST RECON WILDLANDS 発売は海外が3月7日、国内が3月9日と決定しております。発売まで一か月を切りました。さぁ、とりあえず観光客を装って入国しては見たものの、手違いがあってハンドガンしか持ってない状態で任務に就く特殊作戦あるあるネタ設定でゲームおっぱじめようぜ(ひゃはー

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WILDLANDS マルチ CO-OP 動画も来た

DATE: 2017-01-27CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

情報解禁日が昨日今日あたりに設定されていたのでしょうか、GHOST RECON WILDLANDS シングルでのプレイ動画に引き続きマルチでの CO-OP プレイ動画が一斉に公開されています。いやもう建物とかすんごくいい感じです。かなり暗めに描写された夜間の銃撃戦でパチパチ火花が散る様はなんだかずっと見ていたい感じです(危険

海外メディアがいきなり動画一斉放出したようで一部しか見てないんですが、上の動画がわりといろんなダメな感じのシーンも扱ってて情報量多いかなと。ちょっと状況が分からないんですが要所要所で操作方法や「これをやったらゲームオーバーよ」みたいな警告が出るあたり、おそらく製品のチュートリアル部分かもしかすると海外メディア向けの機能限定版なのでしょうか。私が観た数本の動画は一部共通するロケーションあったりでそういう特殊仕様の可能性高いです。そんなわけで実際のゲームとはいくつか仕様が異なる可能性もありますので話半分でお願いします。

ミッションエリアから離れているという警告がでる ―― この動画で一番衝撃を受けた部分なのですが、落ち着いて考えたところ、これがチュートリアルやメディア用の機能限定ならばこの手の警告が出るのも納得できるような気もします。せっかくのオープンワールドなのにゲーム本編で旧態依然としたエリア警告出るのはさすがにありえないような気がします。たぶん。

その一方で、エリア内ならプレイヤー間は数キロとかの単位で離れていても大丈夫そう ―― これは結構うれしい仕様であります。仲間内でお散歩の会を開いてても、ちょっと寂しくなって集合地点を決めたらみんな好きな方法で集まってこれるという本来の趣旨とは違う遊び方も容認してくれるって事かなと。

殺傷判定は民間人にも適用される ―― 開幕序盤でトラックを制止しようとして大胆なFG投擲を敢行し、見事に民間人を吹き飛ばしています。その後に表示されたメッセージを見るにゲーム本編では民間人を殺すと問答無用でゲームオーバーになるような注意文が表示されています。銃とその責任に思いを馳せるためにもゲーム内で市民が死傷判定持つのは実にいい事であります。

落下判定はかなり超人的 ―― いやぁ、これどうなんだろう? 車とかバイクとかありえない高さから落ちても平気で動いてたり、生身で装備背負って建物二階ぐらいから飛び降りてもピンピンしてたり、ちょっとカジュアルとかいう域を超えた何かを感じますがどうかなぁ、これどうかなぁ。

負傷による行動不能(手当により復帰可能)と死亡による respawn あり ―― この動画はありがたいことにプレイヤーがパタパタ倒れてくれるのでどういう部分で負傷して動けなくなるのかを推し量るのにとても役に立ちます。

そしてもう一本、こちらのこの動画のポイントは 4分 20秒あたり、なにかの条件を満たせば現地協力者要素の抵抗組織?への支援要請ができるようなコマンドメニューが表示される部分であります。推測ですが、たとえば一人でヘリを操縦していても M134 とかの搭載武装用のガンナーがいないと地上を進む他のプレイヤーへの上空からの支援が今ひとつ発揮できません。そういうときにポイント消費か何かで召喚できる単機能AIモブ的な何かかしら?とか思うんですがどうでしょう(大推測)。他にも車両やら迫撃砲での支援とか要請できそうです。もし当たってるとしたら、これは使い方によっては結構面白いんじゃないかなと。

そしてこの動画のもう一つの見どころ。泳ぎます。今回の GHOST 隊員は泳ぎます。あまり詳しくはないんですがライフプリザーバーだったかとかの器具の補助なしに装備を付けてスイスイ泳ぎます。その昔、ちょっとした段差も乗り越えることのできなかった切ない時代を考えると凄まじい進化です。すげぇな、今作の GHOST は。

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WILDLANDS のシングルプレイ動画

DATE: 2017-01-22CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

GHOST RECON WILDLANDS のシングルプレイの動画が出回っております。ここしばらく E3 の試遊で登場した施設のプレイ動画ばかりが名を変え再アップされ続けていて、正直、上げてる輩は全員もれなく便秘になって一週間ぐらい悩んでほしいとか思ってたんですが、ようやく新しいロケーションでのプレイ動画が公式から出てきました。早速ご覧いただきましょう。

山。山がいい。木、草もいい。山を回るように続く小径を木々や草花におはようと言いながら進むと幸せの木立の向こうに忘れ去られた小さな砦が。おお友よ。私のダイアナ。それはなんてすばらしい光景なのかしら。朝日を浴びて麻薬カルテルの集積所が目の前に浮かび上がってるの。かすかに燻ぶる不思議な香りで世界はなんだか虹色に ―― などと舞台は南米なのにうっかり北米のややこしい島々の一つから書いてそうな文章が思い浮かぶほどに緑でいっぱいです。すんばらしい!! レッツ散策!

それはさておきゲームシステムに関する第一印象はかなり出来上がっている印象です。時期が時期ですから当たり前と言えば当たり前なんでしょうが、収まりの悪そうな部分とか所在なさげで宙ぶらりんなモノが画面にあまり見当たらない感じで相当製品に近いのだろうなという印象です。

次に気が付くのはやはり所作の軽さでしょうか。軽いという表現はスピーディとかサクサクという表現にも繋がるので一概に悪くは言えないんですが、これまでのGRの流れから行くとかなり軽い調整になっているようです。あと、この動画のプレイヤーのプレイスタイルも(撮影のためかもしれませんが)ろくな確認なしに戦闘空間内を移動していたりで余計に軽く感じるのかもしれません。でも長物二本を差した 3DAYS BACK-PACK 的な何かを背負った状態で軽やかに前転して見せるその姿に歴代 GHOST 隊員たちもきっと目を剥くに違いありません。

そして動画を見終わった今、少々、そう、軽い眩暈に襲われているんですが、その……えー…… COOL DOWN とかいう異国の言葉がちらりと見えたんですが一体何なんでしょう。これは DIABLO3 の外伝か何かでしょうか。あと TACMAP 中に「ココだよココ! スキルポイント今ならもらえる」みたいな感じでアイコンが配置されてたんですが何とかして見なかったことにできないでしょうか。他にも任務最中にレベルが上がってポイントゲッツでスキルのお買い物画面ががが。確かに初代 GR にも能力のパラメーターらしきものはあったように思いますが、なにもゲーム中にここで拾える/次はなにを買うの的に出さなくてもいいだろうにとか思うんですがどうでしょう? こういうのはゲーム前に今回はこれくらいの設定で始めよう、ダメだったら次はこのスキルをつけてもう一回行ってみよう的なのは最近の人には受けないんでしょうか。

さて、今回の動画の一番の見どころはシングルゲームの進み方にあると思うのでその辺にも少し触れておきましょう。ポイントとしては TACMAP をどうみるか。おそらくTACMAP でクエスト(ストーリー/イベント)の ON/OFF を切り替えているんだと思いますが、TACMAP で選ばれた現在進行中の OBJECTIVE に関係しない施設やエリアへの出入りをどのくらい見逃してくれるのか。イベントシーンの挿入のタイミングなどからして、意外と行動をキツめに管理してる気がしないでもない。例えば(あくまで推測ですが)、交信の内容とヘリの目的地到着のタイミングが同期しているあたり(これら再生している音声ファイルが一つで構成されているのなら)、もしかしてヘリは目的地固定の自動操縦かしら? とか。もしそうなら、ヘリで寄り道したり「よぉし、ついてこい」とかいいながら宙返りして遊んだり焼鳥屋の屋台で熱源追尾ミサイルをかわしたりして遊べないことになります。これは悲しい。この辺の情報は近日中に行われるであろう beta プレイ(たぶんマルチメイン)からもちらちら漏れてくるでしょうからそれを待ちたいと思います。

今回の動画では久しぶりに情報量の多い動画で、装備の入手/変更のタイミング、銃弾が天井/床に対しても貫通判定を持っていること、GRFSで猛威を振るったたシンクショットも健在(そして謎の COOL DOWN あり)等々いろいろな見どころの多い動画でありました。総じて個人的には他の 1ダースの AAA タイトルよりもほんのちょっとだけ期待できそうな感じです。そうさのぅ。

GHOST RECON WILDLANDS 発売は海外が3月7日、国内が3月9日と決定しております。MOD はどうかなぁ。今回もちょっと無理そうではあるなぁ。ゲーム機版で済ませちゃうかなぁ。どうかなぁ。この辺り気になる人は公式 forum へ GO!!(2017年最初の丸投げ

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【疑義】WILDLANDSにおけるGHOST隊員は左手派なのか

DATE: 2016-10-06CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

はたしてあのヘリは乗り捨てにされたのか? 少し気になったので調べてみたんです。実はもう一人操縦士がちゃっかり座っていてプレイヤーが降りた後、雷鳴とそして鳴り響く教会の鐘の音とともにケタケタ笑いながら虚空へと飛び去って行くのではないか。だってお値段一機 600 ~ 800 万ドルぐらいするんですよ! 帰巣本能ついてないとぺんたごんのお財布ダメになっちゃう! もしかすると公式フォーラムなんかではとっくに回答が出ていたりするのかもしれませんが、こういうのは調べる過程が面白いということで学習発表会を。ちなみに結論は出ません。

ヘリコプターも含めてたいていの飛行機は操縦士と副操縦士がいるらしいんです。ここまでは私もわかります、高度も何も安定したあたりでコックピット内で突然懐から銃を出したりお互い殴り合ったりするんですよね!(ぇ で、飛行機は左側が機長的な全権をもってる系の操縦士、右側は副操縦士が座るのが通例らしいんです。これもわかります、右側はたいてい若いあんちゃんで序盤で銃撃に巻き込まれて早々にダウンして、左側の香り立つオジサマがうめき声をあげながら操縦桿を握ってて、それを見たスッチーが悲鳴を上げるんですよね!(ぉ

ところが Wikipedia などによりますとヘリコプターの場合はこの席の左右が逆で、右側が責任的にもおちんぎん的にも高い人で左側が副操縦士という事らしいんです。理由は操縦桿を握る手とパネル(殺人的な量のスイッチ類が並んでいる)を探る手の関係から右側がよかろうということらしいです。この結果には左手でティッシュをまさぐる殿方も大満足! ん? ということは最後にヘリを降りる GHOST 隊員は左側ですからやっぱりもう一人火元責任者的に機長が隠れているにちがいありません。それとも彼は左手派なんでしょうか!?(?

面白くなってきたのでもう少し進めてみましょう。前述 Wikipedia のヘリコプター項目にメインローターの回転方向のくだりがありますが、米国製と欧州製でメインローターの回転方向が違うらしいんです。単位とかよく扱う方面からは「またアメリカかよ、いい加減にしろよ」的な罵声が聞こえてきそうですが、同項目の東京消防庁の機種と機材の選定のくだりは実に興味深くあります。要はローターの回転方向でホバリング時の機体の左右傾斜に違いが出るんだそうで。ということは、似たような理由でアメリカ製のヘリは主操縦席はもしかして左側だったりするのかしら? とか心配になってきます。

映画版の Black Hawk Down はどうなってたかなぁ。だれが機長だったか忘れちゃったんですけど、長~~~く映るのはどういうわけか左側の操縦士のような。小説版はどう書いてたっけかなぁ。ちなみにAIRWOLF(素体ベル社)ではマイケルビンセントが右側でドミニクがあっちこっちテキトーに座ってたような印象なんですがどうでしょう。ドミニクええなぁ。ブルーサンダーはどうだっけか、とおもったらブルーサンダーは前後席のタンデム複座でしたね的な。ロイシャイダーやっぱええなぁ。

まぁ、ハードウェア的には右だろうと左だろうとだいたい同じ機能が提供されているはずなので GHOST 隊員がどっちで操縦しようとどうでもいいといえばどうでもいいんですが。そういえばオスプレイはヘリと同じで右側が機長席なんですって!

ちなみに E3 時点での動画では操縦士は左側のみで右側は空席のように見えます。でもそれは私のようなアニメゲーム的に薄汚れた心の持ち主なのでそう見えるだけかもしれません。実は右座席には……フヒヒ。

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よぉし、まずは当該エリアのミニチュアを作って作戦練ろうぜ

DATE: 2016-10-04CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

うむむむむ、ついにこういうGRを遊べる時代が来たのかと思うと手の震えが止まりません。いつぞやの動画の営業活動が昼の部から夜の部になっただけの特段変哲のない動画のはずなんですが、夜に瞬く明かりのせいでしょうか、異様に高ぶるものがあります。

昼の部の動画でも書いたかもしれませんが、このスケールの地区にアプローチからとんずらこくまで一切途切れ無しのシームレスで特殊部隊ごっこできるとか感涙ものであります。

ところで置いていくヘリは私が頂いてもよろしいでしょうか!

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