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TAKE DOWN: RED SABRE とは Serellan が製作開発するハードコアタクティカルシュータを指す。Serellan は R6/GR シリーズに携わった Christian Allen が興したゲーム制作会社で、TAKE DOWN: RED SABRE はその最初の作品。本家 R6/GR シリーズが進化の過程でそぎ落としてしまったゲーム体験を再構築すべく製作されたが、高く掲げすぎた理想と出来上がった現物とのあまりの落差に、いわゆる「伝説入り」することとなる。ネット上では質の悪いゲームを語る際の新基準・物差しとして「赤サブレ」の呼称で用いられること多し。当サイト的に先入観なしに評価するならば Raven Shield から戦闘部分だけを抽出し値段相応に小さく小さくまとめたドキドキ建物探訪ゲー。2013年9月20日発売、UnrealEngine3。

NOW I HAVE TWO SABRES, HO-HO-HO !(白目

DATE: 2013-12-14CATEGORY:VEGASTAG:

というわけで TAKEDOWN: RED SABRE を買ってしまいました。TAKEDOWN だけではありません。RAVEN SHIELD から LOCKDOWN、VEGAS1、VEGAS2 とまとめてオータムセールで開発してしまいました。総額\2,800。恐るべしSteam。

というのも TAKEDOWN を正しく理解するためには素通りしてしまった直近のR6ぐらいは遊んでおかないとなという気がしまして。只今、TAKEDOWN と VEGAS1 を同時進行で遊んでおります。VEGAS の方はできれば 2 の Story まで遊んでみる予定です。んでもって、TAKEDOWN と VEGAS の方向性みたいなものを比較しながら「特殊部隊ゲーっていろいろ難しいよね!」っぽい記事を書いてみようかなとか考えております。いつの事になるか分かりませんが。

で、第一印象はといいますと、TAKEDOWN は凄く中途半端な感じで一方の VEGAS はいろいろと物申したい気持ちを抱くもののとてもよく練られている、といったところでしょうか。

TAKEDOWN は良くも悪くもRVSの焼き直しということになるんですが、実を言いますと私の中ではRVS自体が割と微妙な位置付けでして。

そもそもR6特殊部隊という通常ではない異質な存在をどうやってゲーム内に表現しようかという試みをその核としており、RSシリーズは特殊部隊をシムの面とアクションの面の両極からアプローチして一つのパッケージに落とし込んだ神懸り的なタイトルだったわけです。

RVSはそのRSをアクション寄りに微調整しようとして、うっかり「特殊部隊を表現するための試み」という部分を削ぎ落としてしまったドジっ子の印象があるわけです。TAKEDOWN はそのRVSをさらに微調整にしくじった感が漂う感じでなんとも微妙なのです。TAKEDOWN は一体何をハードコアに表現したかったのか。

一方の VEGAS は「特殊部隊を表現するための試み」という部分をゴッコ的に突き詰めそれにそぐわない面倒臭そうな部分はシム要素であれアクション要素であれバッサリ切り落とした、別の意味で見事なR6の後継作という感じです。なんといいましょうか清々しさを感じます。もちろん原理主義者として言いたい事はいろいろあるわけですが。

とまぁ、ここまでが第一印象なんですが、う~む、TAKEDOWN 旗色悪し。

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お菓子をくれなきゃ、もう一本Takedown贈っちゃうぞ

DATE: 2013-10-19CATEGORY:GAMETAG:

ワシントン州のボセルというところに、凄いゲームを作るからオイラに$200,000投資してよと声を上げたタフガイがいました。少人数のスタッフでスタジオを立ち上げ、2012の4月にKickstarterを成立させ、翌2013年9月20日、R6原理主義者の記憶に深く刻み込まれる一本のゲームを放ちます。その名は ―― Takedown: Red Sabre ―― おお、なんとワイルド。

Takedown はいろいろな意味で興味深い存在です。

例えば「あれで$15もらえるのか、だったら$5ぐらいで俺もなにか!」と調子に乗ってUnityをインストールしてみちゃったりしたお茶目さんが当サイト管理人も含め結構な数いるのではないかと思いますが、そう、一つはゲームの価格や品質・責任といった物へのバランス感覚を見事に覆したこと。よく言えばゲーム製作の精神的ハードルを下げたと、悪くいえばタクティカルシューターにアタリショックを起こそうとしているわけです。

もう一つはゲームの完成予想図とKickstarterの調達金額とを見比べてニヤニヤする楽しみを原理主義者に教えてしまったこと。今思えばKickstarterのあの$200,000はどこから出てきた数字なのか。これまでは天敵Ubiとの宗教戦争で考えたこともなかった「R6/GRを作るのに必要な時間とお金」という要素をTakedownは秋風に乗せて原理主義者に届けてくれたのであります。

ところでご存知でしょうか、なんでもアメリカのゲーム開発者の平均年俸は$84,000前後ということらしいです。私もはじめて知りました。

SerellanがKickstarterで調達したのがだいたい$221,000ですから、平均年俸から逆算すると専門・技術職を年契約で雇うとしてもまぁ3人、凄いブラック企業と揶揄されるのを覚悟で5人ぐらいでしょうか。それだけの人数を一年間投入できる程度の額ということになります。Serellanのサイトによりますと現在スタッフは12人ということですから、$200,000という額が割と中途半端な数字に感じられるのは私だけでしょうか。まぁ、たしかにタクティカルシューターというニッチなジャンルでどれだけのお金を集められるか判らない部分もあって金額も低くなったのかもしれません。

ちなみに一部のスタッフはその経歴をネットで見ることが出来るわけですが、それによりますとKickstarter成立から半年後の2012年の10-11月あたりにSerellanに移籍したようでありまして、年間契約だったらそろそろ更新をどうするか悩む時期だなぁとかついニヤニヤ想像してしまいそうになります。果たしてSerellanに彼らを繋ぎ止めておくだけのおぜぜがあるのかどうかがこの妄想の一番の勘所な訳ですが、どうなんでしょう。妄想をもう一歩イタい方へ進めてみますと、このスタッフを囲い続けるためには何がしかの金策が必要となる訳ですが「もしかしてクリス某、資金切れを回避するためにTakedownが未完成なのを重々承知で更新前の9月末に売りに出しちゃった?出しちゃった?」とかついつい下衆な想像をしてしまうわけです。「うむぅ、秋には金がなくなる」「え!?でもまだFPSの基礎の基礎な部分しか出来てませんよ!」「仕方ない、これより粉飾モードへと突入する。インタビュー形式で動画攻勢をかけつつ、コミュニティは完成度を一切明かさない統制モードに!」……とかなんとか、ああ俺はなんて下衆いのだろう。

12名のスタッフ、平均年俸で3人程度の専門職を1年拘束できる程度の資金調達、この二つだけでも妄想を膨らませるには十分に面白い組み合わせですがここにSerellanが予想していたTakedownの完成像を加えるとさらに面白いことになります。

SerellanのFAQに掲載されるTakedownの完成予想像。完成すれば大概のR6原理主義者が狂喜乱舞するパーフェクトTakedownな内容になっているのですが、これだけのボリュームを12人(というかエンジニアは2人)で、そしてKickstarterのなんとも微妙な金額から予測するに「もしかすると1年程度で完成できそう!」なんて最初に考えた人間は今、FAQに載せたパーフェクトTakedownと実際にリリースされた未完成なTakedownを、そして荒れ狂うforumとをどのように見ているのでしょう。素人目に見ても、原理主義者的視点から見ても「少々見積もりが甘かったのではないか」と小躍りしそうになります。

さらにさらに妄想を進めてみますと、一番の問題はパーフェクトTakedownになるためにあと何年かかるのか?ということと、その期間中スタッフを維持する体力が果たしてSerellanにあるのかという辺りが焦点になるかもしれません。これが天敵Ubiなら他の無数のプロジェクトが補ってくれるのでたいした問題にはならないかもしれませんが、なんといっても今のSerellanにはTakedown以外の進行中のプロジェクトがないわけですから、自力で調達する術はありません。当然、Kickstarterももう無理でしょう。

妄想的起死回生のシナリオとしてはマップとキャンペーンを収めたDLCを販売する方法があります。ただし、これには基となるTakedown本体の出荷本数が十分にあることが重要となります。Takedown本体が何本売れたのか判りませんが、一本$15ですから仮に10,000本売れても$150,000ですからそこからあれやこれやさっぴくとSerellanに入るのはわりと微妙な額になりそうな気もします。Steamのチャートを見るに発売直後のピークでプレイヤー数1,000人程度で、その後のお祭りを考慮に入れるとさすがに20,000本はちょっと厳しい数字かなとか想像してみたりするんですが、どうなんでしょう。こう考えると、Serellanがまだ逃げずにパッチを出し続けていること自体が意外と凄いことなんじゃないかと思えてくる不思議であります。

そういえば今週、Takedown購入者にさらにもう一本Takedownが配られるという*素敵*な出来事があったそうです。当然のことながらSteamのforumは「どうしてこんな酷い仕打ちを受けなきゃいけないんだ」系のわりとほのぼのとしたハロウィンな祭りが起きているんですが、もしかするとこの配布はDLC販売のための布石??とかなんとか妄想しながら各forumを巡るのも、R6原理主義者の週末の過ごし方としては有りなんじゃないかと思います。ちなみに私がSerellanの中の人だったらDLCの効果を上げるためにもう2本ぐらい購入者にTakedownを配ると思います。配布されてしまった人はSteamアカウントを持ちながらTakedownを持っていない不届き者を探し出してしっかりなすり付けて畑を耕し種をまいて欲しいと思います(鬼畜

今後のTakedownの見所としましては、有料の追加データをどのタイミングで、どのぐらいのクオリティで出してくるかをワクワクしながら眺めることでしょうか。どこかで有料コンテンツを出さないとほんとにSerellanは飢え死にしそうな気もするので、しっかり本体を配ってこのぐらいなら買ってみようかという価格設定で有料コンテンツを出しつつ、本体をパーフェクトな状態にまで持っていって欲しいと思います。というか、もうここまできたからにはSerellanはもっと火に油を注ぐべきといいましょうか、もっと盛大に燃料投下して欲しいなとか思ってしまいます。リリース前は用もないのにあれだけ頻繁に動画に出てきたクリス某がリリース後はさっぱり出てこなくなって少し寂しい夜を過ごしている諸兄も少なくないはず。今こそ、クリス某が動画で「Patriotsの腰抜けめ!」とか口から泡を吹きながら斜め上の大演説をするときではないかと思うのですが如何か。

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アツいよねぇTakedown、タクティカルシューターの定義を変えたよねぇ

DATE: 2013-09-22CATEGORY:GAMETAG:,

Takedown は未完成だった ―― これ以上の形容は必要ないほどの見事な未完成品だったようであります。むしろタクティカルシューターではなく初音ミクとかそっち系の競合製品だった(ぇ

これまでにネット上に噴き出た感想をまとめますと「なんとなく装備を選んでるような気がして、それとなく何かと撃ち合ったような気がするんだけど、気がつくとコネクションエラーでゲームが終わってた」という具合なんだそうで。Rogue Spearの頃も「何かと撃ち合った様な気がするんだけど死んでいた」というのは当時の回線状況もあって結構頻発していたんですが、今回の「何かと撃ち合った」というのは敵かプレイヤーか判らない何かと出会いがしらにという意味らしいですので斬新な気がします。まぁ、発売直前でおっさんの顔ばかり映ってる公式動画とか、何一つ明確な数字が出てこない公式文書とかいろいろと予兆はあったので、当サイト的には「期待通りの出来」であったと言ってよさそうな感じです。

そんなわけで、いやぁ、どこから沸いてくるのかもう各forumは罵詈雑言垂れ流しマッスィィンと化したR6原理主義者であふれ返っております。そうだよねぇ、最近、天敵Ubiの動きがあまりなかったし、GRFSはまぁまぁ成功しちゃったりしたもんですから原理主義者のガス抜ききっちりできてなかったですもんねぇ。

ただ今回の祭りはこれまでのR6/GR原理主義者対Ubiの思想信条面での宗教戦争とは違って「ゲーム性がどうこう以前の売り物としてどうよ?」クラスの祭りなので、原理主義者以外にもかたぎのクレーマーさんも混じってたりして、より一層混迷の度合いを深めているようです。

Steam の「話題」欄が恐らくは今一番の主戦場となっている模様であり ―― というのもSerellanの公式のフォーラムがクソ重くて読むのはもちろん表示待ちすることすら勘弁ならない暴徒がSteamに押し寄せておりまして ―― その大半は「なんでこんな未完成ゲームの販売を許可したんだよ、金返せ」という割と紳士的(退屈な)なスレでありまして、原理主義者伝統の「○○は××できたけど、できないTakedownはクソ」系のだいたい読まなくても内容が想像できるいつものアレが大きく離され置いて行かれている状況であります。原理主義者の皆さんにはもっとがんばってほしいところではありますが、さすがに今回のヒドい完成度では伝統芸能を発揮しようにもそもそもゲームが成立しにくいという環境もあって苦戦を強いられているようであります。

また粘着力の強い紳士たちは文字表現だけでなく映像を用いて叩くことも忘れません。現在、SteamのTakedownコミュニティのトップページには倒れた隊員の目玉が飛び出ている(たぶん3Dモデルの倒れたモーションorボーンに目玉部分の頂点が追随するように設定するのをうっかり忘れてる系)スクリーンショットやコネロスの画像などが大量に掲載されており、閲覧する者の母国語に依存することなく「Takedownが如何にヤバイ代物か」を伝えるのに見事成功しているように思われます。この辺は原理主義者にはあまり見られない異質な粘着力を感じる見所ともいえます。

その他にも、場が大いに盛り上がったところで狙い澄ましたようにSerellan LLCからの「それもあれもこれも全部仕様です」系公式見解投稿でTakedownコミュニティのすべてを敵に回す燃料投下が起きたり、その渦中に製作の親玉Christian Allenの「なりすまし」が降臨し騒ぐクレーマーを一人ずつ掴んではフライング土下座と見せかけて頭からバリバリと食べる異常事態となったりしてSteamコミュニティはSerellanとそれを取り巻く人々が一体となって大いに盛り上がっているようです。

ところで、今回のお祭りに関してあまりに流れが速くてR6原理主義者の動きがつかめないとお嘆きの方は観測方法を変えてみるのも手です。

例えば、R6/GR原理主義者は現在幾つかの宗派に分かれているわけですが、その中でもTakedownのライバル、Kickstarterで大敗北を喫してしまったGroundBranch支持派というのがありまして、そういう方たちが今回のTakedownの騒動を要約して逐一GroundBranchのForumに投稿しておりまして、そこではこれに同意する支持派が「HAHAHA、やっぱり俺たちがGroundBranchを選んだのは間違いなかったよな!」みたいな祝杯を挙げているようにも読めるんですが、いやぁ、これって見ようによってはBlackFootStudiosに対する激ハードル上げというか半分脅しだよねみたいな流れも見所の一つとなっております。はい。

また完全なだんまりを決め込んでいるR6:Patriotsですが、「Patriotsはジャックバウアwww」とか煽るだけ煽ってパンチが届く前に自分ですっころんでしまったTakedownに少し安堵してる一方で、果たして「原点回帰を宣言したこの路線はほんとに良かったのかなぁ?」と急に自信を失い始めていたりするんじゃないかと思われます。いやいやアレだけ煽りの効いた「次のR6はこんな感じかもよ」動画を出しておいてPS4のローンチに間に合わなかっただけでも結構気まずい空気が流れてるんですから迷ってる暇は無いかと思われます。というかあの動画からはTakedown以上に「原点回帰」な感じを読み取れなかったんですがどうなるんでしょうか、楽しみです。いひひひ。残念ながらPatriotsのforumではまだこれといったTakedownがらみの原理主義者の動きが現れていない(Takedownのスレッドは立っているのですが8月末で書き込みが途絶えている)ようで、この辺から見てもPatriotsもあまり相手にされてないんだなぁという感じがしないでもないです。

とまぁ、今回は予想の遥か斜め上を行くお祭り騒ぎとなったわけですが、今後のTakedownはどうなるのか?というのがやはり原理主義者予報士を目指す当サイトとしましては気になります。現状判明している問題点でネットワークに関する部分は早い段階でパッチが出るとは思いますが、問題なのはもしかするとChristian Allenはただの炎上芸人だったのかもしれない?という要素でありまして、もしこれが当たってると……う~ん、どうだろうなぁ。Takedownが目指していたはずの方向性は決して間違いではないだけに今後の対応が注目されます。

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数値なんてただの飾りです!主義者にはそれがわk

DATE: 2013-09-12CATEGORY:GAMETAG:

五輪誘致に成功したり、PS4の立ち上がりがやっぱりのソフト不足と見せかけてまさかのVitaさんが大躍進しそうな雰囲気だったり、Hana_JP師匠がTakedownのコーナーをこさえたりトレイラーの翻訳をしていたり、冗長系アイドル南部きゅんが初☆波動砲♂ぶっ放したり、最近の日本の実行力はどうよと口先だけの私はただただ驚くばかりでございます。

さてTakedownの発売まで2週間をきっているわけですが、Steamの予約販売ページ(⇒素敵訳)がなんとも奥歯に物の挟まったような書き方で、つまりはTakedownはどのぐらいの内容構成なのか具体的な数字が一切出てこないあたりがかつて無いドキドキ感を与えてくれます。マップというかレベルというかその類はいくつあるのか?キャンペーンのミッション数は?選べる銃器の数は?まさかの銃一丁ミッション一本ごとにDLCとか、弾倉一本ごとにD……とかなんとかいろいろ想像を掻き立ててくれます。

forumとかでスタッフとの質疑応答の流れができてるところで「おお、いい質問だ!さぁさぁ、答えてくれ製作!」と思った次の瞬間にスゲーどうでもいい質問が挟まれてそれに何人かが食いついて製作側が肝心な質問を飛ばして次に進んでいったりするんですが、どのスレッドを見ても具体的な数字を教えてよみたいな流れになりそうな雰囲気になると、どうでもいい質問で流れが変わってしまうあたり、もしや工作員が常駐しているのではないかと疑ってしまうレベルであります。たまにQAリンクを見つけるとどういうわけか動画が始まって製作の親玉の演説が始まったり。ねぇ、どうしてテキストで明快に数字が出せないの!べ、別に$15にそんな凄い数字を期待したりしてないんだからね!というか製作/運営はVideo Q&Aをテキストに起こしてください><

その他にもTakedownはオンボードなPCでも起動ぐらいはできるんかいな?とかSteamってPayPalとかを経由したほうがいいの?とか、Steamって購入したゲームを起動しちゃうとそれを周囲にお知らせしちゃうの?とかTakedownほとんど起動せずにCivilizationの古いのとかサルのように起動していそうな個人のゲームライフが全世界に晒されちゃうの?とかいろいろ謎な所もあって、人柱の登場をお待ちしております。

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コンサルは「ストラテジとタクティクス」の呪文を唱えた。商品は胡散臭くなった!

DATE: 2013-09-03CATEGORY:GAMETAG:

まずは動画をご覧頂きましょう。

Takedown: Red Sabre はいまどきのFPSが無くしてしまったタクティカルな要素をなんたらかんたらというのが売りなんですが、この動画についたコメントを眺めておりますと「ただ撃って覗いてそして撃ってるだけじゃん、これのどこがタクティカルなの!?」という手厳しいコメントがあったりして発売前からわりと焦げくさ~い臭いがしているようなのです。

同動画には「資金力の乏しい小さな開発会社が作ってんだから大目にみてやれよ」みたいな援護射撃も行われてはいるんですが、たしかに動画は「撃って覗いてカニカニばっきゅ~ん☆」しているだけで原理主義者としていろいろと疼く内容に見えてしまいます。

当の製作側はあくまで「このゲームはすげータクティカル」と主張しておりまして、ここまでの流れを見るに「この感覚のずれはどこから来てるの!?」という話になるわけですが、これはつまり小学校の国語の時間ばりの「このときの作者の気持ちを考えてみよう」「自分はどう感じたのか整理してみよう」と同レベルのわりとどうでもいい流れのような気もします。

当サイトが用意する模範解答としましては「製作側は通路をバリバリ乱射しながら跳ね回り、オープンスペースではGLによる盛大な花火大会が始まるお祭りFPSの会場からこの動画を自信満々に配信しているが、一方の原理主義者は森の奥深くR6が静かに眠る沼から顔だけ出してこの動画を受信してニヤニヤ笑っているのであり、話がかみ合うはずが無い」というものであります。この回答で配点の半分ぐらいは取れると思います!(ぇ

残りの点数を取るにはもう少し違う方向から考察を進める必要がありそうな感じです。

そもそも「ストラテジー」とか「タクティクス」はとっても概念的でその内容や具体的なイメージを一切共有できないあまりに「あいまい」「自由奔放」「わがまま」な言葉の筆頭/双璧をなしていると私は勝手に思ってたりするんですが(簡単に共有できてしまうとそれはあまり価値のないストラテジーであり退屈なタクティクスなのであり、この二つは簡単に共有できないことに価値がある言葉ではないかと)、そんな負けワードを宣伝文句にうっかり同時に使っちゃうとどういう齟齬が生じるかというとてもいい教材になるといいましょうか、投資コンサルタントばりに胡散臭い商品になっちゃうといいましょうか、最近カタカナをやたら使う営業は舌抜いちゃえよとか、NHKもカタカナちょっと多すぎだよとか、集中豪雨の危険箇所を解説するのにいきなり「アンダーパス」とか平気で使っちゃうとか受信料返せよというか、もうちょっと新しい漢字を作ることも含めて日本語として文化としてきちんと消化しろよとか思ってしまう当サイト管理人としましては、では原理主義者の言うタクティクス/タクティカルとは何か?道具を使うのがタクティカル?それとも実在する特殊部隊の行動を可能な限り再現するのがタクティカルなの!?とか思ってしまうわけです。タクティカル、タクティカル…… ―― そもそもタクティカルって何?

タクティカル ―― 戦術的な何か。「戦術的」というのはいろいろな解釈があるんでしょうけど、現場の裁量で敵の優勢な要素を封じつつ劣る要素を集中的に叩く試み。これらを尽くして今ある戦力で少しでも有利に組み合う ―― その試行がタクティクス/タクティカルということなのではないかと、ビールを飲みながら考えてみました。すみません。少し格好つけてます。

では動画の中でどのあたりがタクティカルか。

死んだら終わりだから、死なないように行動しないといけない、これはタクティカルか? ―― これ自体はタクティカルというよりタクティカルの入り口、タクティカルでないといけない理由、動機付けの一つといったところでしょうか。

見張りを相手に物陰から飛び出して正面から撃ち倒す、これはタクティカルか? ―― 微妙。飛び出して撃つのは最後の手段で、それを行う前に他に何か手立てが無いか考えそれを試すのがタクティカル。見張りの注意がそれるのを待ったり、打ち倒すにしてもこちらの露出を可能な限り抑え隙あらば倍の火器を戦闘エリアへ滑り込ませる、少しでも有利な状態で射撃戦を開始するための試行をする、それがタクティカルな感じ?

オープンスペースに一人で飛び出し、FG投げ込まれたり、吹き抜けの2階から複数の脅威に蜂の巣にされる、これはタクティカルか? ―― うん、そうね、これはまぁ、うん、酷いね。

確かにコメントの通りこの動画からはあまり「タクティカルな部分」を見て取ることはできない感じがします。せめて、通路を進むときのチーム内での躍進の様子をもう少し入れてくれればなと思うんです。チームベースでの移動というのはかなりタクティカルな部分であり、あらゆるリスクを想定し共有しそれに応じて援護と移動を複雑な位置取りで繰り返す必要があるわけですから。

ところでタクティクス/タクティカルというのは、用意されて楽しむものなのか ―― 否。基本的にこれらはあるルールがあってそのルールの中で勝ちたいと欲したプレイヤー側から発するものであって、間違っても製作側がここでこういうタクティクスを発動してね!とかできるものではないわけです。ある程度誘引することはできるかもしれませんが、やはり最後はプレイヤーの才覚によるわけです。

そもそも製作側がうんざりしているお祭り系FPSもあのゲームシステムにあっては「乱射して飛び跳ねる」ことに勝機を見出したプレイヤーが発したタクティカルな行動なのであり、手榴弾をばら撒くのもやっぱりプレイヤー発のタクティクスなわけです。つまり製作側がいいたいのは「お祭りFPSはタクティカルではない」「飛び跳ねるのはタクティカルではない」ということではなく「そんな発想しか生まれてこないルールシステムはクソ」ということなんだろうなと思うわけです。

なんだか話がまとまらなくなってきましたが、冒頭のコメントで「これのどこがタクティカルなんだよ?」というのはですね、これまでのタクティカルの解釈を基に補完しますと「(あまりにへぼい動きしかしない隊員にワロタ)これの(つまりはこの動画の)どこがタクティカルなんだよ?(何一つ勝つための発想をしてねーじゃねぇか。動画作り直せボケェ)」ということなんだろうなと思うのであります。つまりは製作側はタクティカルな発想ができるルールであることを動画でたっぷり示して「是非買って遊んでくださいね!」とアピールしないといけないのに、どういうわけか何一つ目的を果たしていない謎の動画を世に送り出してしまったわけです。

そんなわけで是非とも Serellan LLC には Takedown がルールとしてシステムとして「どのぐらい幅広く勝つための発想を許してくれるか」という懐の深さが伝わる動画を出してほしいと思うのであります。Takedown は Steam ですでに予約が始まっており、お値段は$15、2013年9月20日に解禁されるとのことであります。

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