続・新学期、心配そうに覗き込んでくる幼馴染に動揺する季節

DATE: 2023-04-04CATEGORY:etcTAG:

4月に入って続々と西側主力戦車の納品とすごく嬉しそうなオーナー(国防大臣)の納車記念写真がアップされてたりしておりますが皆様快適なカーライフをお過ごしでしょうか。

どういう編成で運用されるのか知りませんが実際の機動を指揮する司令部には各国の軍事顧問がすごい形相で折り畳み椅子とかに座ってそうなんですがどうなんでしょう。もしかするとゴルフのキャディよろしくこの地形はここを通ってはダメ、ここで速度を落としてはダメとか細かく戦場のラインを読んでいろいろ教えてくれるんでしょうか。特大スポンサーのそれはそれは尊い神託助言ですので無視するわけにもいきません。なんだか司令部内は違う意味で緊張感漂ってそうです。

もう少し妄想してみましょう ――

居座る軍事顧問は英・独・波(ポーランド)ともしかすると仏と見事 NATO 入りを果たした芬(フィンランド)が隅っこにちょこんと座ってるかもしれません。英は戦車供与の言い出しっぺ兼中東での戦車運用の経験がありますから割と中央に、その隣に独の大顧問団がずらりと並んで後ろにその他の顧問団が並んでるんでしょうか。独は貴重な貴重な貴重な貴重な貴重な貴重な戦車実戦データの収集をするために現役の戦車指揮官クラスが青筋立てて等高線入りの地図を睨んでいるかもしれません。本当は某J隊もこういうところに戦車に精通した要員を出さないといけないんですが、なにせモノを出してません。米国はどうでしょう、英国の顔を立てて口は出さないけど何人かオブザーバー的に将校を出すんでしょうか。

一部報道によりますと宇軍が研修に派遣した戦車乗りは経験者が2割ほどであとは戦車未経験の老若の集まりなんだそうで、それを正規の研修プログラムを大幅に省略した形で送り返すそうですから、ついてくる軍事顧問にはもしかすると一部研修先のトレーナーまでついてきてそうです。

西側主力戦車を使った攻勢ですからおそらく夜間に襲撃をかけることになるでしょう。教わった通りにやれば機甲戦、それも夜間戦闘で負けることはほぼないはずなんですが、そこは戦場の恐ろしさ、心理的な誘導でキルゾーンに飛び込んでしまう戦車が少なからず出てくるはずです。

幹線道路と泥濘地の迂回を厳命されている戦車隊が緩やかな丘陵の雑木林に「ちょうどいい感じの抜け道」を見つけたりするとついついそこを通りたくなったりするかもしれません。目印になりそうな木が数本あるとすごく嫌な予感がします。司令部で通信に耳を澄ましている顧問団がそれぞれの通訳を介して状況を把握するまでに数秒。「そこ通ったらあかぁぁぁぁん!あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」みたいな絶叫がドイツ語とブリティッシュイングリッシュで響き渡り 合いの手でしゃぽーんとか聞こえるのかと思うとなんだかむやみに興奮します。先頭の歩兵戦闘車数両が何事もなく通り抜けていくあたりがポイントでしょうか。

誘い込まれた車列の中ほどの戦車にあらかじめハルダウン状態で照準していた骨董戦車やら野砲から集中砲火を浴びたりして恐らく西側主力戦車*といえど数両の機能喪失は免れないでしょう。これが英国の戦車だったりすると戦闘終了後になんだか特殊部隊っぽい英国人が擱座した車両を検分して破壊するか後方に牽引抽出するか判断してそうです。

噂によると運び込まれた西側主力戦車には宇軍特産の爆発反応装甲がヤケクソ盛りでついてるらしいので周りの車両がきちんとケアすれば一部の機能喪失で済む可能性が高そうです。というか、先日、タミヤから宇軍レオパルト2のプラモデルが先走り気味に発表されてましたが、あのキットが黒歴史扱いになるくらいにまさに「豹変」していて変な汁が出てくるわけです。

こういう戦車の性能とは直接関係ない事象で機能喪失する事態に果たして某独顧問団がじっとしていられるかどうかが気になります。だんだん司令部内をウロウロし始めて、指揮層のノート端末を顔がぶつかるぐらいの距離まで近づいて覗き込んだりする風習は独にはないんでしょうか。あれは日本特有の風習なんでしょうか。あれはやばいです。大昔、地方の中小企業にて新人だったころにくらってビビりまくった私が言うんだから間違いありません。あの日の私には無理でしたが、宇軍司令部は是非とも「お静かに(QUIET please)」カードを掲げてみt

―― 夜間の攻勢はどう考えても一方的に宇軍のターンが続くはずですが、キルゾーンというのは相手が直接見えてなくてもぶっ放せば何かに命中する本当に恐ろしい領域を指しますので、どうなるんでしょう。宇軍には HIMARS の長射程を活かせる長距離偵察ができるドローンとかあるんでしょうか。そうなると通常の野砲からの高精度榴弾とかでキルゾーンを潰していくことになるんでしょうけど、速度的にどうなんでしょうねぇ。戦線の推移についていけるんでしょうか。自走砲はそんなに数ないでしょうし。噂では攻勢側は今シーズン中に大方のケリをつけるぐらいのつもりで襲い掛かるらしいですし。どうなるんでしょうねぇ。

何はともあれ、とりあえず圧力加えるようにモニタ覗き込んでくる輩は全員軽めの塹壕足になってほしいと思う四月なのであります。はよ戦争おわれー。

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