しゅこー。ふしゅー。!?!!、ピィィィッ!FOREVER!
少し前に SIEGE の STARTER EDITION 買ったんです。何かレビューめいたものでも書いてみようかと思ったんですが、何が何でもオンラインはやらないマンで、隊員は GSG9 嫁の IQ さんしか解放していない私ごときに書けることはほとんどないことが祝日丸々ぶっ込んで判明しました事を本日ここにご報告させて頂きm(憤
残りのポイントは秋に配信されるらしい日本の特殊部隊 SAT に女性隊員が入っていた場合に備えて取っておこうと思うんだ。ああ、そういえば SAS の SLEDGE さんが初期解放隊員としていたような、すっかり忘r
本当は、「SIEGE が RAINBOW SIX にもたらしたパラダイムシフト」などと称して、ドローンや短絡についてのゲームデザインの妙を(久しぶりに!)褒める文章をだらだらだらだらだらだらだらだらと書いてたんですが、読み返してみると正直うんこ文章だなぁと。ただ、SUICIDE-BOMBER さんの記述は SIEGE のぼっちオフラインで一番面白い部分じゃないかと思うのでなるべく短くシュッとした感じのうんこにして残しておこうと思いました。
いえね、評判こそ悪いんですが SUICIDE-BOMBER さんは SIEGE 世界にあっては本当に傑作なんです。彼によって、RAINBOW の隊員はシリーズ 6作目にして初めて戦闘技術として「後退」することを学ぶことになるわけですから。ということで、その辺の記述を以下に抜き出してみました。
対AI戦で一番の脅威となるのが SUICIDE-BOMBER (正式名不明)だろう。彼は通常の武装に加え非常に高い抗弾能力を持ち、その防御力でもって一気に間合いを詰め、そして自爆する。歴代R6の脅威としてトップレベルの攻撃性を備えているといっていい。そしてその爆発の威力もさることながら、加えて恐ろしいのは周囲の壁や床を吹き飛ばし遮蔽物を引き剥がしてエリア制圧難度を跳ね上げる、いわゆる場を荒らす要素を備えていることだ。まさに SIEGE の申し子と言っていい。
SUICIDE-BOMBER の爆弾部分(自爆要素)は背部タンクへの銃撃や一部隊員の電子戦装備によって解除無力化することもできるが、依然、高い防御力を持つ脅威であり続けるため、根本的な解決を図るにはやはり銃撃による頭部への致命的な一撃を狙うしかない。
公式フォーラム等ではこの凶悪過ぎる SUICIDE-BOMBER は案の定あまり評判がよろしくないのであるが、実は彼はドローンと同じく RAINBOW SIX の世界にあらたな概念を持ち込むとても面白い存在なのだ。
SUICIDE-BOMBER を処理するには一定の間合い/スタンドオフ standoff が必要とされる。これまでの伝統的なR6スタイルのCQBでは敵との距離は基本的に詰めるものであったが、今回 SUICIDE-BOMBER の登場により、ゲーム的CQBにスタンドオフの概念が導入されることとなる。
具体的に SUICIDE-BOMBER の処理に必要なスタンドオフは爆発殺傷半径(a)+頭部への十分な銃撃を加えるのに必要な時間相応の距離(b)の合計である。この合計分のスタンドオフをとれない場合は後退しながら距離を稼ぐ必要が出てくる。ただし移動射撃では弾の散り方が大きくなるのでその分(b)の修正距離が余計に必要となるだろう。また(b)の大小長短は射撃を行うプレイヤーの腕と銃器のDPSにも左右される。
従って SUICIDE-BOMBER を処理するには場所を選ぶことになる。なるべく遠間から射線を通すことができ、後退がありうるなら後方のクリアリングと動線が確保できていることが必要だ。
よくあるケースとしてラペリングによる短絡的エントリーで鉢合わせた SUICIDE-BOMBER に窓際で圧殺されるケースが挙げられるが、これはこの前方のスタンドオフ確保と同時に後方の動線確保ができていないことに起因する。そういう意味ではプレイヤーの安易な短絡を妨害するゲームの駒としてとてもよくデザインされた存在といえるだろう。
ホール、駐車場、少しでも長く射線の通る空間で迎え撃つのが基本となるが、一般家屋などの狭く複雑な構造物内ではそのままでは十分なスタンドオフを得られない場合もあるだろう。そういう時こそ SIEGE の売りの一つである壁に穴を開ける要素を利用してほしい。完全に破壊しなくても小さな覗き穴 ―― いわゆる銃眼を開けることで十分ではないが最低限のスタンドオフを確保できる場合があるからだ。
覗き穴を開けるのは壁を銃器で殴って開けるわけですが、穴がやや小さい。こういう時にショットガンだと実にいい塩梅の穴が開きます。12ga.って素晴らしいですね! ただし音に惹かれて脅威が集まってくる事多しなのでこの辺はお好みで。なお、後方直近の退路上に有刺鉄線(移動速度が極端に落ちる)があるなら事前に取り除くのを忘れずに。
このように非常に強力かつ刺激的な SUICIDE-BOMBER であるが、幸いにも彼は常時、音と光でその存在を強くアピールしてくれている。それは彼からのメッセージであり、彼はこう伝えている ―― 「今からそっちへ行く、場所を選べ」と。
いやぁ、SUICIDE-BOMBER さんは本当によくできた要素だと思うんです。SIEGE のゲームデザインとここまでがっちり噛み合って癒着して一心同体少女隊(懐)してる敵役ってあまり見たことないんです。いやほんとに。個人的には SUICIDE-BOMBER さんだらけのゲームモードってのをちょっと見てみたい気もするんですが、だれか作ってくれないかなぁ。