Ground Branch は Kickstarter 再戦を回避

DATE: 2014-02-01CATEGORY:GAMETAG:

Ground Branch は Kickstarter 再戦を回避し Early Access でじっくりと醸成する方向になるらしいです。私の心眼による助兵衛な過剰要約では「Kickstarter 向けの宣伝用素材を準備しててふと思ったんだけど、コレ、もう少し手を加えたら普通に遊べるデモ版になる気がしてきたんで Kickstarter やめて Early Access で例のアレとの違いを醸したいです」って読めるんですけどどうなんでしょう。

ここでいう Early Access というのは開発中のゲーム等を購入して中途のバージョンを遊びながら次第に出来上がっていく過程を愛でるという粘着属性を取り込んだ資金調達の一つのカタチでありまして、規模の小さな開発会社などいわゆるインディーズ系を掘り起こす手段として最近脚光を浴びているんだとかなんだとか。

特に身近なところでは Steam の同制度がありまして、これは去年設けられたばかりの非常に若い制度であります。Steam のページなど拝見いたしますにその特徴はどうやら「設定金額によっては不発に終わるかもしれない不確かな Kickstarter よりも柔軟な資金調達ができそうなところ」とか「それなりに質の整ったフィードバックがもらえそうなところ」ではないかと思われます。ただ必ずしもインディーズ限定というわけでもなさそうで、例えばネット上では GHOST RECON ONLINE が近々 Early Access に登場するらしいともっぱらの噂であります。

一度 Kickstarter に失敗している Ground Branch 開発元 BlackFoot Studios としては Early Access の方が Ground Branch の育成牧場としてふさわしいと判断したのかもしれません。そりゃまぁもしも二度目の Kickstarter にしくじったりしたら「母ちゃんオレもうだめかもしんない」という恐怖心も付きまとおうってもんであります。

もちろんこの背景には皆さんご存知 Takedown: Red Sabre の惨劇も絡んでいると思われまして、だいたい同じような時期に Kickstarter に挑んだ盟友が辿った一連の過程を冷静に分析しての判断も強く働いているのでありましょう。

フィードバックに関しても Early Access 購入者の99.99%がガチガチのR6/GR原理主義者になるであろうことは容易に想像できますので、なんといいましょうか過去の栄耀栄華に囚われた亡霊相手に琵琶を奏でて荒稼ぎした某法師を参考にしっかりと儲けて欲しいと思います。たぶん大半の亡霊の皆さんは「あなうらめし」とさめざめと泣きぬれたり「○○かなわぬ××こそ屎」とかうめき声を上げてくるかと思われますがそういう質の整ったご意見ご感想はきっちり無視してNORG(⇒素敵訳)の実現に邁進して欲しいと思います。

ちなみに件の法師は最後トンズラこく時にうっかりお経を書き忘れた部位を亡霊にきっちり回収されてましたが、BlackFoot Studios 的には全身ギリースーツで穴という穴に枝や木の葉をつめて擬態しながら亡者の群れを調伏して欲しいと思います。自縛霊vs.潜伏中のギリースーツ隊員 ―― 見ようによっては超スローモーのパントマイムな人と番犬の勝負みたいな感じで凄く尺の長い戦いになりそうな気もしますが、中級以上の原理主義者ともなりますと10年ぐらい待たされても全然平気な極めつけの変態が揃ってますので慌てず急いで正確に進めて欲しいと思います……ハッ! Fast is slow, slow is fast ってBFSへの遺言だったのか!(違っ

いきなりSteamに展開って訳でもなさそうな感じだったのでちょっと修正……14/2/3

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