WILDLANDS オープンβぼんやり観測

DATE: 2017-03-02CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

先週末に行われた GHOST RECON WILDLANDS オープンβはいかがだったでしょうか?

今回のオープンβは他の国や地域では先行ダウンロードが有効になっていたようですが、日本は開始と同時にダウンロードが始まるせいでプレミアムフライデーやら金曜夜のネット転送の遅滞とが相まってPC/ゲーム機の前で焦れに焦れた人も多かったのではないでしょうか。

先にβの感想を書いてしまうと、いろいろ惜しい部分は大量にあるんだけどそれらを差し引いても遊びたくなる魅力のある「愛されるゲーム」になってそうな印象です。初心者も含めて幅広い遊び方ができる作りで、適切な「縛り」を導入すればより高次な遊び方もできる「おもちゃ(誉め言葉)」としての魅力があるように感じました。

さて今回のオープンβは先のクローズドβと比べてコンテンツ量こそ増えたもののシステム的にはほとんど違いがなかったようで、公式フォーラムなどを眺めておりますと大体クローズドと同じような傾向の書き込みが続いている印象です。ただ難易度や AI に関するスレッドを眺めていて思うのは、例えばシンクショットが強すぎるという意見は自身で縛りを入れれば済む話で、むしろこの場合は「シンクショットに頼るまでの過程で装備を考慮しても尚どうにもならない状況ってあった?」ってあたりで話を進めると大いに盛り上がりそうな流れなんですがなかなかそういう方向に議論は進まないようでなんだか勿体ないなと。

そんなわけで「遊び方」や「縛り」でどうにかできそうなリクエストは外した上で公式フォーラムで盛り上がっている話題を幾つか抜き出してみました。

ヘリ ―― クローズドに引き続き、やはり乗り物全般、特にヘリの挙動に関しての不満が多いようでほとんどの投稿で触れられているあたり、どうにも「直感的な操縦デザイン」ではなかったようです。やはり操作途中で突然操作のルールが変わってしまうあたりが不評の主因なのかなと。個人的にまぁヘリは言われても仕方ないとしてバイクに関しては意外と面白かった印象なんですが、製品版やパッチでどうなるのか気になるところであります。

死体が消えるのが早すぎる ―― 海外も国内も気にする人が多いようでして、どうやら他の潜入系のゲーム体験で面白く感じた仕掛けをGRWでも採用するべきだろ的な投稿を数多く見かけました。う~ん、一応、GRWでも拘束して物陰に連れ込んでから昏倒させる事はできるんですけどね。一般にドンパチものの死体を早々に消すのは限りある処理能力を開放するためなわけでして、特にGRWでは見つかってからの増援到着イベントが頻繁に発生するので新しい兵士/兵器オブジェクトをメインループにどっさり追加する前に用のない死体/兵器はできれば早く消してしまいたいわけです。仮にこの二つの要求を実現するならば、一番に思いつくのは「潜入がばれるまでは死体は残して、ばれて大騒ぎになったら片っ端から死体は消す」ってのがさほど手を加えず修正できる感じかなぁと。

AI ―― クローズドの時もいろいろ言われていましたが今回も AI に関するスレッドは大変賑わっているようです。たしかにオープンβの AI を眺めておりますと特に味方の挙動にイラッとくるシーンもあって、例えば野外での相互の距離感と追随の感覚でもって施設敷地内に入るとそこにいるはずの味方がいなくて実は施設を遠巻きに包囲していたり、そうかと思えば開けたばかりの扉に狂ったように飛び込んでいって「キャーステキー、俺も俺もー」と続いて飛び込むと今しがた味方 AI が何事もなく通り過ぎたはずの部屋に敵が数人で待ち構えていてプレイヤーだけがハチの巣になったりという事が結構あったように思います。勿論そのあと薄れゆく意識の端で狂ったように建物から飛び出していく味方 AI の背中が見えるわけです(暗黒微笑

長物二本は多すぎる ―― これは「縛り」をいれれば何でもないんですが外見に与える影響が多いのとゲームデザインとして面白い話だったので載せておこうと思います。GRWではハンドガンとは別にライフル系を二丁持ち歩ける仕様になっているんですが、これについてもいろいろな意見が交わされています。ライフル系を二本持ち歩くと何がまずいのかというと遠近ともにそつなくこなせるオールラウンダーな装備が組めてしまうわけで、オンラインでのプレイヤー間の役割分担の動機付けが希薄になるあたりが問題視されるわけです。これまでのGRシリーズの特色を考えれば役割分担のある/なしは確かに気になります。実際、βでもスナイパーライフルと MP5/SMGがあればほとんど対応できたのでこの意見はいろいろ感じるところが多いわけです。もしかして製品版では擲弾筒つけたアサルトライフルと Master Key 的散弾銃をつけたアサルトライフルを担いでスコーピオン持ったりできるんでしょうか(ゴクリ

弾道 ――GRWでは撃ち出された弾丸は重力に従って落ちていく設定です。この弾道についても公式フォーラムではいくつかスレが立っていまして、普段から各種弾丸の弾道特性表を持ち歩くアニキ達が集まって熱く語り合っているようなのです。正直、スレッド眺めても何を話してるのかサッパリわからない事が多いので中身には触れずに置いとくとして、弾道ネタ的にはゲーム中に観測手 SPOTTER 役の AI なりプレイヤーが補助に付くと従来のゲームのように狙った場所にドンピシャ! 弾が飛んでいく仕様にしたら面白いかなぁと(たぶん横で標的までの距離と弾道特性による落差と風向読み上げてくれて何 mil 何クリック修正か教えてくれていると脳内補完)。或いはプレイヤーが観測手になると周辺の AI 狙撃手がすごい勢いで指定目標を撃ち抜いていくという……ってそれはもしやシンクショッt

他にもいろいろと ―― 後退するときも走らせてほしいとか ―― リクエストは挙がっていたんですが、個人的には椅子に座らせてほしいような気がします。目の前に焚火とボロい椅子が並んでいたら座ってみたくなるじゃありませんか。

公式フォーラムへの投稿は全体的にクローズドβと被る意見が多かったのでオープンβ特有の傾向というのは少なかったように感じるのですが、事前情報ありでオープンβに参加している(と思われる)人からは共感する部分の多い反応が返ってきていたのではないかなとぼんやり眺めてて思いました。

GHOST RECON WILDLANDS 発売は海外が3月7日、国内が3月9日と決定しております。発売まで一週間を切りました。てなわけで、みなさん荷物の準備はよろしいでしょうか? おやつはたくさんと、あと海兵隊員に受けるジョーク集と海兵隊員以外の三軍に受けるジョーク集は忘れずに用意しておいt

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WILDLANDS でプレミアムにオープンβ

DATE: 2017-02-20CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

今週末、24日(金)12:00頃より27日(月)20:00頃まで GHOST RECON WILDLANDS のオープンβが行われます。

今週末と言えばプレミアムフライデーという降って湧いたような計画が炸裂する週末であります。みんなで午後 3時に帰宅しようよってムーブメントらしいです。でもたぶん勝手に帰るともの凄く怒られる人がほとんどだと思います(ぉぃ)。そういえば太古の昔、職種によっては半ドンってのがあったような。

オープンβに関して日本の公式の発表によりますと「日本語版」でのテストになるようであります。吹き替えに男女複数のパターンを吹き込むなど日本語版の製作に気合を入れている記事を見たようにも思いますので、可能ならオープンβではキャラクリで男女2パターンを作るのも楽しそうです。個人的にはあしゅら男爵かベルクカッツェのような一人で男ボイス女ボイスをコロコロ切り替えできるキャラが作ってみたいです(無理)。セレクターレバーで声変わるの……って、こういうときに WILDLANDS で MOD 作れたら楽しそうなんですけどねー。

ちなみに PS4 ではオープンβへの参加には年齢確認のためのクレジットカードがいるようであります。あと、βに参加して製品を購入すると追加ミッションが手に入るそうですよ。

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WILDLANDS クローズドβぼんやり観測

DATE: 2017-02-10CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

GHOST RECON WILDLANDS のクローズドβが終わったようで公式 forum には一通り遊び終わった人による総評が数多く投稿されております。

どうやら今回のクローズドβは先に海外メディアに出していたものと同じ版に対して行われたようです。つまり(あくまで推定ですが)製品のチュートリアル的な位置づけの機能制限版らしきモノということになりますので製品版では大きく変わる可能性もあるので話半分でお願いします。

この手のテストでは上記のような背景や事情を理解して書く人と理解できずに書く人とがごちゃ混ぜになってフォーラムに流れ込んで来るので、なんていうんでしょう、こう、異国の言葉といえどその混沌ぶりが字面越しに伝わってきていろんな意味で興奮します。あと、比較対象に Watch Dogs 2 や The Division や Metal Gear Solid 5 が頻繁に出てきてアレに比べてどうだとかコレに比べてどうだとか forum 読んでる奴はさも全員遊んでるのが当たり前的に書いていく輩の多さにウンザリするわけです。いやま確かに名前は聞いたことあるけど中身までは知らねぇよと。引き合いに出したうえで機能を簡単に書いてくれないとわかんねぇよってのが多くて困ります。

まぁ、そんな感じで公式 forum に寄せられた感想をぼんやり眺めた印象を書いていこうと思います。

一番多かったのは乗り物の操作/挙動に関する不満でしょうか。とにかく操作が難しいようで不必要にフラフラしてしまうんだとか。確かに言われてみればこれまでに公開された動画からもその辺をうかがうことができるんですが、特にヘリとかかなり激しくフラフラピクピクしていたように思います。また物理の利き具合に言及する書き込みも少なからず見かけましたので、当ブログの先の投稿で書いた「う~ん、どうかな?」と思う部分が私だけではなかったようでちょっと安心しました。

敵/味方/市民等の AI が全体的に物足りない ―― それぞれに期待されている部分が異なっておりまして、敵はもう少し敏感になってもいいのではないか、味方はもう少し身を隠す努力をした方がいい、市民はもう少し生活感というか生へのこだわり的な何かを醸した方がいいとか。あと難易度に関する書き込みもあったんですが、これはβの版がチュートリアル的なものである可能性を考えると相当に難度を抑えている可能性もあるので解釈に困る部分ではあります。

そうそう生へのうんぬんと言えば ―― 多くの書き込みの冒頭に「地形の造形自体はとてもよくできている」というのが枕詞的についていましたので地形に関してはかなり好評のようです。その一方で動物や植生、人間の生活臭的な「生」や「歴史」「物語」を連想させるトリガになる要素が少ないようで、単によくできた地形が漠々と続いてるだけですぐ飽きてしまう、或いは広すぎるという意見も多かったように思います。う~ん、オープンワールドって作るの難しそうですネ。

その広さにも関係するのかゲームの進行速度に関わる指摘も多く、目的地への瞬時の移動 fast travel を希望するものや歩くスピードを上げてくれという要望が多く見受けられました。個人的に感心したのは「作戦行動に都合のいい天候や時間帯まで時間を飛ばす機能」をつけてほしいというもので、うん、この方は良く心得てらっしゃるなと。

あとはこの手のドンパチものにありがちな射撃や装備に関する超絶オタク的な要求や「死体が消えるのが早すぎる」とかのゲームの方向性にはそこまで影響しないような要望も雑多且つ多岐にわたってありましたが、そのほとんどはリアルとカジュアルの間での匙加減の問題であり、こればっかりは開発チームが目指す「味付け」を楽しむしかないんじゃないかなーという気も。あと、趣味でプログラムとかやってるとなんとなく分かるんですが「死体を残す」とか結構重い処理なんですぜ的な。オープンワールド特有の重厚な地形描画と死体のどちらを省くか選べと問われたらそりゃ死体描画省くでしょうにとか思うんですがどうなんでしょう。

多くの書き込みには上記のような要望と合わせて全体的な感想が併記してあるんですが、その辺りから透かして見るに WILDLANDS は GR としては間違いなく大きな進化を遂げているけれど昨今の豊穣のオープンワールド事情を鑑みると「特別尖った部分のないゲーム」という印象を読み取れるように思います。もちろん機能制限版でのお話であります。果たして製品版はどんな味付け/匙加減で現れるのか実に楽しみであります。散策しながら特殊作戦ゴッコですぜ。なんつーか、もう席についてナイフとフォークを握りしめて足をぷらんぷらんさせながら待つ子供の気分であります(まぁ、落ち着け

ちなみに PLAY STATION PLUS に加入していますとGRFSが今月 2月配信分の PS3 枠のフリープレイとなっておりますので所持/加入な方で遊んだことのない人は一度遊んでみることをお勧めします。シンクショットとかの仕組みや雰囲気がわかるかもです。

GHOST RECON WILDLANDS 発売は海外が3月7日、国内が3月9日と決定しております。発売まで一か月を切りました。さぁ、とりあえず観光客を装って入国しては見たものの、手違いがあってハンドガンしか持ってない状態で任務に就く特殊作戦あるあるネタ設定でゲームおっぱじめようぜ(ひゃはー

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WILDLANDS マルチ CO-OP 動画も来た

DATE: 2017-01-27CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

情報解禁日が昨日今日あたりに設定されていたのでしょうか、GHOST RECON WILDLANDS シングルでのプレイ動画に引き続きマルチでの CO-OP プレイ動画が一斉に公開されています。いやもう建物とかすんごくいい感じです。かなり暗めに描写された夜間の銃撃戦でパチパチ火花が散る様はなんだかずっと見ていたい感じです(危険

海外メディアがいきなり動画一斉放出したようで一部しか見てないんですが、上の動画がわりといろんなダメな感じのシーンも扱ってて情報量多いかなと。ちょっと状況が分からないんですが要所要所で操作方法や「これをやったらゲームオーバーよ」みたいな警告が出るあたり、おそらく製品のチュートリアル部分かもしかすると海外メディア向けの機能限定版なのでしょうか。私が観た数本の動画は一部共通するロケーションあったりでそういう特殊仕様の可能性高いです。そんなわけで実際のゲームとはいくつか仕様が異なる可能性もありますので話半分でお願いします。

ミッションエリアから離れているという警告がでる ―― この動画で一番衝撃を受けた部分なのですが、落ち着いて考えたところ、これがチュートリアルやメディア用の機能限定ならばこの手の警告が出るのも納得できるような気もします。せっかくのオープンワールドなのにゲーム本編で旧態依然としたエリア警告出るのはさすがにありえないような気がします。たぶん。

その一方で、エリア内ならプレイヤー間は数キロとかの単位で離れていても大丈夫そう ―― これは結構うれしい仕様であります。仲間内でお散歩の会を開いてても、ちょっと寂しくなって集合地点を決めたらみんな好きな方法で集まってこれるという本来の趣旨とは違う遊び方も容認してくれるって事かなと。

殺傷判定は民間人にも適用される ―― 開幕序盤でトラックを制止しようとして大胆なFG投擲を敢行し、見事に民間人を吹き飛ばしています。その後に表示されたメッセージを見るにゲーム本編では民間人を殺すと問答無用でゲームオーバーになるような注意文が表示されています。銃とその責任に思いを馳せるためにもゲーム内で市民が死傷判定持つのは実にいい事であります。

落下判定はかなり超人的 ―― いやぁ、これどうなんだろう? 車とかバイクとかありえない高さから落ちても平気で動いてたり、生身で装備背負って建物二階ぐらいから飛び降りてもピンピンしてたり、ちょっとカジュアルとかいう域を超えた何かを感じますがどうかなぁ、これどうかなぁ。

負傷による行動不能(手当により復帰可能)と死亡による respawn あり ―― この動画はありがたいことにプレイヤーがパタパタ倒れてくれるのでどういう部分で負傷して動けなくなるのかを推し量るのにとても役に立ちます。

そしてもう一本、こちらのこの動画のポイントは 4分 20秒あたり、なにかの条件を満たせば現地協力者要素の抵抗組織?への支援要請ができるようなコマンドメニューが表示される部分であります。推測ですが、たとえば一人でヘリを操縦していても M134 とかの搭載武装用のガンナーがいないと地上を進む他のプレイヤーへの上空からの支援が今ひとつ発揮できません。そういうときにポイント消費か何かで召喚できる単機能AIモブ的な何かかしら?とか思うんですがどうでしょう(大推測)。他にも車両やら迫撃砲での支援とか要請できそうです。もし当たってるとしたら、これは使い方によっては結構面白いんじゃないかなと。

そしてこの動画のもう一つの見どころ。泳ぎます。今回の GHOST 隊員は泳ぎます。あまり詳しくはないんですがライフプリザーバーだったかとかの器具の補助なしに装備を付けてスイスイ泳ぎます。その昔、ちょっとした段差も乗り越えることのできなかった切ない時代を考えると凄まじい進化です。すげぇな、今作の GHOST は。

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WILDLANDS のシングルプレイ動画

DATE: 2017-01-22CATEGORY:GHOST RECON seriesTAG:

GHOST RECON WILDLANDS のシングルプレイの動画が出回っております。ここしばらく E3 の試遊で登場した施設のプレイ動画ばかりが名を変え再アップされ続けていて、正直、上げてる輩は全員もれなく便秘になって一週間ぐらい悩んでほしいとか思ってたんですが、ようやく新しいロケーションでのプレイ動画が公式から出てきました。早速ご覧いただきましょう。

山。山がいい。木、草もいい。山を回るように続く小径を木々や草花におはようと言いながら進むと幸せの木立の向こうに忘れ去られた小さな砦が。おお友よ。私のダイアナ。それはなんてすばらしい光景なのかしら。朝日を浴びて麻薬カルテルの集積所が目の前に浮かび上がってるの。かすかに燻ぶる不思議な香りで世界はなんだか虹色に ―― などと舞台は南米なのにうっかり北米のややこしい島々の一つから書いてそうな文章が思い浮かぶほどに緑でいっぱいです。すんばらしい!! レッツ散策!

それはさておきゲームシステムに関する第一印象はかなり出来上がっている印象です。時期が時期ですから当たり前と言えば当たり前なんでしょうが、収まりの悪そうな部分とか所在なさげで宙ぶらりんなモノが画面にあまり見当たらない感じで相当製品に近いのだろうなという印象です。

次に気が付くのはやはり所作の軽さでしょうか。軽いという表現はスピーディとかサクサクという表現にも繋がるので一概に悪くは言えないんですが、これまでのGRの流れから行くとかなり軽い調整になっているようです。あと、この動画のプレイヤーのプレイスタイルも(撮影のためかもしれませんが)ろくな確認なしに戦闘空間内を移動していたりで余計に軽く感じるのかもしれません。でも長物二本を差した 3DAYS BACK-PACK 的な何かを背負った状態で軽やかに前転して見せるその姿に歴代 GHOST 隊員たちもきっと目を剥くに違いありません。

そして動画を見終わった今、少々、そう、軽い眩暈に襲われているんですが、その……えー…… COOL DOWN とかいう異国の言葉がちらりと見えたんですが一体何なんでしょう。これは DIABLO3 の外伝か何かでしょうか。あと TACMAP 中に「ココだよココ! スキルポイント今ならもらえる」みたいな感じでアイコンが配置されてたんですが何とかして見なかったことにできないでしょうか。他にも任務最中にレベルが上がってポイントゲッツでスキルのお買い物画面ががが。確かに初代 GR にも能力のパラメーターらしきものはあったように思いますが、なにもゲーム中にここで拾える/次はなにを買うの的に出さなくてもいいだろうにとか思うんですがどうでしょう? こういうのはゲーム前に今回はこれくらいの設定で始めよう、ダメだったら次はこのスキルをつけてもう一回行ってみよう的なのは最近の人には受けないんでしょうか。

さて、今回の動画の一番の見どころはシングルゲームの進み方にあると思うのでその辺にも少し触れておきましょう。ポイントとしては TACMAP をどうみるか。おそらくTACMAP でクエスト(ストーリー/イベント)の ON/OFF を切り替えているんだと思いますが、TACMAP で選ばれた現在進行中の OBJECTIVE に関係しない施設やエリアへの出入りをどのくらい見逃してくれるのか。イベントシーンの挿入のタイミングなどからして、意外と行動をキツめに管理してる気がしないでもない。例えば(あくまで推測ですが)、交信の内容とヘリの目的地到着のタイミングが同期しているあたり(これら再生している音声ファイルが一つで構成されているのなら)、もしかしてヘリは目的地固定の自動操縦かしら? とか。もしそうなら、ヘリで寄り道したり「よぉし、ついてこい」とかいいながら宙返りして遊んだり焼鳥屋の屋台で熱源追尾ミサイルをかわしたりして遊べないことになります。これは悲しい。この辺の情報は近日中に行われるであろう beta プレイ(たぶんマルチメイン)からもちらちら漏れてくるでしょうからそれを待ちたいと思います。

今回の動画では久しぶりに情報量の多い動画で、装備の入手/変更のタイミング、銃弾が天井/床に対しても貫通判定を持っていること、GRFSで猛威を振るったたシンクショットも健在(そして謎の COOL DOWN あり)等々いろいろな見どころの多い動画でありました。総じて個人的には他の 1ダースの AAA タイトルよりもほんのちょっとだけ期待できそうな感じです。そうさのぅ。

GHOST RECON WILDLANDS 発売は海外が3月7日、国内が3月9日と決定しております。MOD はどうかなぁ。今回もちょっと無理そうではあるなぁ。ゲーム機版で済ませちゃうかなぁ。どうかなぁ。この辺り気になる人は公式 forum へ GO!!(2017年最初の丸投げ

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