GAME PASS が全てを覆い隠し一面銀世界に
1月20日、RAINBOW SIX EXTRACTION/R6Eが発売となりまして情報が氾濫しております。
R6Eは Microsoft 陣営の仕掛ける GAME PASS に乗っかってのブーストスタートとなったわけですが、その影響でしょう、ネットは「お試し勢」のすんごくぼんやりしたカジュアルな発信で溢れかえってましてどれが核心を突いているのかさっぱり読み取れない状態に。R6原理主義者の活動を薄めるのに GAME PASS は絶大な効果あるなと感心している次第です。
基本的にゲームのレビューは限られたお小遣いから 893価格で購入してしまった者達の真剣かつ心の奥底からの恨み節こそが核心を突いていると思ってますので、とりあえず GAME PASS からの一見さんが落ち着くまで情報収集はどうしようかなぁと。
で、こういう時こそ配信だよなと思い幾つか視聴したのですが……うーーん……R6Eは配信用の素材としてはかなり高い構成センスを要求するような気が。というのも普通にゲームプレイを垂れ流すと何もワカラナイとてもツマラナイというか、酷いのになると配信者が発する獣の咆哮を数時間聞かされる動画に。
以前、配信素材になりやすいようにゲームデザインを再構成しているのではみたいなことを投稿しましたが、この状況を観ていると何かこう配信用の別視点を設ける的なツール類でも出さないとすぐに細りそうな。
観た中で一番分かり易かったものを。いやぁ、配信て解説と感想に加えて程よくドジ踏んだりと「視聴者をくすぐる」構成センスが大切なんだなぁと。
で、観てて判ったのですが、発売前の Ubisoft Japan の配信では素直に解釈すると(先発同ジャンル同テーマのゲームと比べて)Run and Gun 寄りのゲームなんだなと思っていたんですが、意外とステルス重視のゲーム性だったようです。というかあの公式の配信は文脈というか構成にちょっと失敗してるような気が。「静」の部分切り落としちゃダメよー
海外メディアのレビューも一通り出てますが、やはりエッジの利きが悪い「丸い」作りがスコアを下方側に引っぱっているようです。
発売直後の公式フォーラムやらネットでは「難しいんじゃあコラァ」という脳筋勢の殴り書きに結構な勢いがありましたがすぐに落ち着いたようで。問題はその「落ち着いた人たち」は神妙に改心して今日もR6Eを探求し続けているのか、それともゲームをアンインストして他のゲームへ移ってしまったのか知り様がない辺りでして、果たしてR6Eが成功しているのかどうかは GAME PASS から外れてみないと定まらないあたりがとてもワクワクします。
ということで、宇(略)と楽しく走り回れる(のは序盤だけで中盤から)おひとり様には少々厳しい内容だけどうまくやれば知り合いを巻き込めるかもしれない売り方の(でも配信やるなら少し工夫が必要な) RAINBOW SIX EXTRACTION は通常盤が 6,600円(税込み)で発売中です。ところで GAME PASS の大渦で判りにくいんですが Play Station 勢は息してるんでしょうか。春の雪解けが待ち遠しいですね(ニッコリ